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猫空世界〜闘病生活から超自然主義にならざるを得ない生活になった世界〜

生まれて初めて触った動物が猫だったサヤネコです(以来ネコ好き)。 十二の時に死にかけ、三十代にも死にかけましたが、まだ生きています。死にたいと思った事も多々ありますが、なんだかんだで生きています。 生かされている事に感謝して、シャーマン始めました。

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松阪牛を堪能した後は、その日の宿へ直行。そして翌朝、いよいよ内宮へ……

夜明け直前に出発、日が昇る頃ジャストで内宮境内へゴー! あぁ、何て清々しいんでしょう!
大木には竜さん巻きついているし、それぞれのお宮には神さんの気配が満ち満ちていて、心ウキウキしながら五十鈴川へーー待っていたのはたくさんの水妖と、五十鈴川の神さんでした……で、でかい……

「待っておったぞ莢猫。さあ、清めてくれ」

はい? のっけからそんなこと言われても……とりあえず真言唱えましょうか?

「いや、これを受け取ってくれ」



見た感じ、水晶玉のような球をホイッと渡されるや、左こめかみがズッキーン! ぐふっ。
これってもしかして、川の神さんのお穢れの塊……すぐに痛みは治まりましたが、お清めの川である神さんがこんなお穢れ溜めていたなんて。

「いや、きつい思いをさせてすまなんだ。わしはここに社が建てられた時から、人間共の禊に付き合ってきたのだが、ここ百年ほどの間にどうにも穢れが増えすぎてな。アマテラスに文句言うておったのじゃ」

アマテラスに文句って、まぁ確かに、ヒト由来の神さんより川(自然霊)の神さんの方が偉いわな。

「それがーー人間の時間軸で言うなら、今から五十年ほど前か。するとアマテラスが、
『もう少ししたら神霊を清める者が現れるから、しばし待たれよ。その者が来たら一目で判るから。言の葉も交わせるようになっておるはず』
 と宣うたのだ。確かに、一目で判ったし、今、こうして話もできる」

一目で判ったって、どうやって?

「その名が表す魂の色よ。そなたの魂の色は……まぁ、いずれ自ずと解る。とにかく、よぉ来てくれた。ゆっくり廻るが良い。周りを清める対価に、神気をたっぷり浴びて行きなさい」

周りを清める対価に……? 何はともあれ、バリバリ・ウェルカムな空気の中、参拝順路に従ってゆっくり巡礼。本殿では、アマテラスがモデルポーズとってくれました……は、さておき。
風日祈宮まで来ると、その社にいた神さんがぬーんと現れて、

「各々方、いつまで莢猫に憑いておるのだ。己が山へお帰りなされ!」

ブワッと風が吹き抜けるや、銀河の頭に乗っていた山神さん達が一斉に飛び立ちました。キラキラするタンポポの綿毛ごっつ吹き飛ばされていく山神さん……

「銀河殿、莢猫よ、ありがとうございまするぅ~」
「銀河様、莢猫様、お達者でぇ~」

無表情でそれを見ていた銀河がボソッと一言。

「何が『お達者で』だ。帰りのトンネルでまた会うのに」

感動(?)のお別れシーンが、一気に砕けた瞬間でした、とさ。

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プロフィール

HN:
莢猫
年齢:
46
Webサイト:
性別:
女性
誕生日:
1973/09/06
職業:
自由業
趣味:
ビーズ細工・ドライブ
自己紹介:
詳しくはカテゴリー『プロフィール』で。
A型乙女座長女なのに、近頃は、AB型とかB型とか星座はともかく末っ子とか一人っ子とか言われる、ゴーイングマイウェイ主婦。

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