猫空世界〜あんなことこんなことあったでしょー記〜
生まれて初めて触った動物が猫だったサヤネコです(以来ネコ好き)。 十二の時に死にかけ、三十代にも死にかけましたが、まだ生きています。死にたいと思った事も多々ありますが、なんだかんだで生きています。 生かされている事に感謝して、シャーマン始めました。 シャーマン始めることになった話以降は、はてなブログ『超自然主義生活』で記事更新中。
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両家ご挨拶会で、彼が子どもの頃に犬を飼っていたことを知った私。更に、彼のお母さんは猫も好きだという話を聞いて、彼もきっと動物好きに違いないと思い、
「ねえねえ、ペット飼いたいなー」
と持ちかけたら、顔を思いっきりしかめて
「一匹で十分!」
と切り返されました。何の事か分からず、
「一匹って?」
と聞き返すと、ビシッと指を差されました。
「あたしゃ猫か犬か!」
「うん。猫」
……私は猫ですかそーですか。ならばあんたを『飼い主様』と呼んでやる。以来、私は猫になりました。
それはさておき。いろいろ追及してみたところ、亀やハムスターですら嫌だとのこと。どんだけ動物嫌いなん。
彼に、酒・男・タバコの三大道楽絶たれた私は、更に『結婚したら、もう働かなくていいから』とまで言われ、最後の砦的思いでペットの話を切り出したのに、けんもほろろ。
彼は私を専業主婦猫にするつもりです。主婦はともかく猫がそんなにおとなしくしていられる訳ありませんよ……これは、前途多難の予感。
こんなはずじゃなかったと思う反面、既に両家親に「別れんで」「帰ってくるな」なんて言われている手前、困った時のために貯蓄を……て、もう一銭も無いわ! 貯蓄ゼロからの出発で専業主婦って、退路絶たれてるやん!!
しかも。家計は彼がガッチリ握っていて、私の方がお小遣い制。捕まえた魚に餌をやらない夫にはならなさそうでも、この仕打ち。どんだけ独占欲強いとねって、そうか彼はバツイチやった……奥さんの浮気が元で離婚した(らしい)彼にとって、他に手立てを思いつかなかったのでしょう。
更に更に。彼はファンクラブに登録しているほどの『さだまさし』ファン。名曲(?)『亭主関白』に憧れているようでもありーー頭痛いわ、もう。
更に更に更に! 結婚が決まった途端、彼のご両親からの孫期待攻撃……彼は3人兄弟の長男でした……だが、子どもはもう産まん!! マゴマゴ言うなぁーーーーッッ!!!!
飼い猫生活が始まって、四月に入籍して、専業主婦猫ストレスで過食に走った私は、半年で一気に20キロ太りました……このままだと狂ってしまう……と、もらっていた家計費を握りしめ家出を決行。
でも、実家に帰る部屋はなし、勤務地だった温泉街で飛び込み泊。二泊目の宿を探していた時に彼から『ごめんなさい帰ってきてくださいお願いします』のメールが(一泊目は電話もメールも着拒否していました。一応二日目に解除したらまぁ)大量に届いて帰宅決意。帰る条件に、
「子ども(孫)は産めないから期待しないでくれと、あんたが言って」
絶対言うと約束してくれたから帰ったのに、その後も度々言われることがあって怒り心頭。
「全然言ってないじゃん! 一体どういうこと!?」
「う、あ、会ってから言おうと思って」
「会って言うっていつよ!!」
「正月しか会わん」
「それまで我慢しろっていうの? 冗談じゃない!! 今すぐ電話して」
ーー結局、その時はうやむやにされ、正月を迎えることになりました。私がトイレに行っている間にでも言ってくれれば良かったのに、私もいる前で、
「うちは子どもはいらん。だけんマゴマゴ言わんで。嫁と孫がいっぺんに来たと思って!」
酔った勢いがないと言えなかったようです。でも、それ以来、マゴマゴ言われる事は無くなりました。でも、この瞬間から、私は嫁孫になりました。
実際、嫁というより孫のように可愛がられています。彼のご両親とこには男兄弟しかいないので、なおさらかもしれません。世間の嫁姑問題は全くありません。大変ありがたいことです。ありがたいことではありますが、二役こなすのって難しいです。ハイ。
こうして、家庭内では主婦猫、家内では嫁孫になった私。
あーもう。繕うのは、やめよう。素のままが一番ですわ。どのみち猫気質だし、子どもっぽいし、気負う必要は全くなーし! そう思えるようになるまでは、後、数年かかります……
「ねえねえ、ペット飼いたいなー」
と持ちかけたら、顔を思いっきりしかめて
「一匹で十分!」
と切り返されました。何の事か分からず、
「一匹って?」
と聞き返すと、ビシッと指を差されました。
「あたしゃ猫か犬か!」
「うん。猫」
……私は猫ですかそーですか。ならばあんたを『飼い主様』と呼んでやる。以来、私は猫になりました。
それはさておき。いろいろ追及してみたところ、亀やハムスターですら嫌だとのこと。どんだけ動物嫌いなん。
彼に、酒・男・タバコの三大道楽絶たれた私は、更に『結婚したら、もう働かなくていいから』とまで言われ、最後の砦的思いでペットの話を切り出したのに、けんもほろろ。
彼は私を専業主婦猫にするつもりです。主婦はともかく猫がそんなにおとなしくしていられる訳ありませんよ……これは、前途多難の予感。
こんなはずじゃなかったと思う反面、既に両家親に「別れんで」「帰ってくるな」なんて言われている手前、困った時のために貯蓄を……て、もう一銭も無いわ! 貯蓄ゼロからの出発で専業主婦って、退路絶たれてるやん!!
しかも。家計は彼がガッチリ握っていて、私の方がお小遣い制。捕まえた魚に餌をやらない夫にはならなさそうでも、この仕打ち。どんだけ独占欲強いとねって、そうか彼はバツイチやった……奥さんの浮気が元で離婚した(らしい)彼にとって、他に手立てを思いつかなかったのでしょう。
更に更に。彼はファンクラブに登録しているほどの『さだまさし』ファン。名曲(?)『亭主関白』に憧れているようでもありーー頭痛いわ、もう。
更に更に更に! 結婚が決まった途端、彼のご両親からの孫期待攻撃……彼は3人兄弟の長男でした……だが、子どもはもう産まん!! マゴマゴ言うなぁーーーーッッ!!!!
飼い猫生活が始まって、四月に入籍して、専業主婦猫ストレスで過食に走った私は、半年で一気に20キロ太りました……このままだと狂ってしまう……と、もらっていた家計費を握りしめ家出を決行。
でも、実家に帰る部屋はなし、勤務地だった温泉街で飛び込み泊。二泊目の宿を探していた時に彼から『ごめんなさい帰ってきてくださいお願いします』のメールが(一泊目は電話もメールも着拒否していました。一応二日目に解除したらまぁ)大量に届いて帰宅決意。帰る条件に、
「子ども(孫)は産めないから期待しないでくれと、あんたが言って」
絶対言うと約束してくれたから帰ったのに、その後も度々言われることがあって怒り心頭。
「全然言ってないじゃん! 一体どういうこと!?」
「う、あ、会ってから言おうと思って」
「会って言うっていつよ!!」
「正月しか会わん」
「それまで我慢しろっていうの? 冗談じゃない!! 今すぐ電話して」
ーー結局、その時はうやむやにされ、正月を迎えることになりました。私がトイレに行っている間にでも言ってくれれば良かったのに、私もいる前で、
「うちは子どもはいらん。だけんマゴマゴ言わんで。嫁と孫がいっぺんに来たと思って!」
酔った勢いがないと言えなかったようです。でも、それ以来、マゴマゴ言われる事は無くなりました。でも、この瞬間から、私は嫁孫になりました。
実際、嫁というより孫のように可愛がられています。彼のご両親とこには男兄弟しかいないので、なおさらかもしれません。世間の嫁姑問題は全くありません。大変ありがたいことです。ありがたいことではありますが、二役こなすのって難しいです。ハイ。
こうして、家庭内では主婦猫、家内では嫁孫になった私。
あーもう。繕うのは、やめよう。素のままが一番ですわ。どのみち猫気質だし、子どもっぽいし、気負う必要は全くなーし! そう思えるようになるまでは、後、数年かかります……
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プロフィール
HN:
莢猫
年齢:
50
Webサイト:
性別:
女性
誕生日:
1973/09/06
職業:
自由業
趣味:
ビーズ細工・ドライブ
自己紹介:
詳しくはカテゴリー『プロフィール』で。
A型乙女座長女なのに、近頃は、AB型とかB型とか星座はともかく末っ子とか一人っ子とか言われる、ゴーイングマイウェイ主婦。
A型乙女座長女なのに、近頃は、AB型とかB型とか星座はともかく末っ子とか一人っ子とか言われる、ゴーイングマイウェイ主婦。
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