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猫空世界〜闘病生活から超自然主義にならざるを得ない生活になった世界〜

生まれて初めて触った動物が猫だったサヤネコです(以来ネコ好き)。 十二の時に死にかけ、三十代にも死にかけましたが、まだ生きています。死にたいと思った事も多々ありますが、なんだかんだで生きています。 生かされている事に感謝して、シャーマン始めました。

2018/05    04« 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31  »06
当時は携帯電話はとても高く、庶民が持てるアイテムではありませんでした。なので、一人暮らしが始まってすぐ、固定電話を付けました。設置するのに10万近くかかり、イタイ出費でした……

それはさておき。

入社式当日の深夜ーー何時頃だったかは覚えていませんが、電話がかかってきました。身内に何かあったのかもしれないと、渋々電話を取ってみると、何と父方祖父からでした。

「階段から落ちた」
「はっっ!?」
「◯◯(祖母の名前)が階段から落ちたんや」

父方祖父宅には、10数段と踊り場を挟んで数段の階段がありました。気が動転しているらしい祖父の様子から、段数多い方の階段を転がり落ちたのだろうと察知しました。

「お祖父ちゃん落ち着いて、まず救急車呼んでください。うちは明日(今日だけど)入社式なんで、今からそっちに行くことできませんから、とにかく、救急車」

ガチャン、ツーッツーッツーッ。最後まで言う前に電話切られました。ちゃんと救急車呼べたかしら……心配ではあるものの、当時の私に祖父母を思う余裕はありませんでした。

慣れない車通勤に加え、週休二日は隔週。何とかまともに通勤できるようになった1ヶ月後、やっと祖母のお見舞いに行きました。
病室に行くと、たくさんの管に繋がれた祖母がーー私がいなくなってから、一気に気が抜けたのでしょうか。まともに見ていられず、寝ていた祖母を起こすことなく泣きながら帰りました。

祖父母宅の階段の踊り場は洗濯物を干すスペースになっていて、祖母はその洗濯物を階段に腰掛けてたたんでいました。少ない段数の階段に腰掛けてたたんでいることもありましたが、昼も薄暗い階段で、窓や灯りがついているのは、段数の多い階段の突き当たりでした。
私が居る間も、たまに段数多い階段に腰掛けて洗濯物をたたんでいるのを見かけたことがあり、

「お祖母ちゃん、落ちたら危ないけん、こっちに座りよー」

と声をかけたことがありました。祖母はそういう作業をしながらうたた寝すること多々あったので、気がかりではあったのですがーーまさか本当にそんな事故が起きてしまうなんて。

祖父は自分が医師であったために、周りの意見に全く耳を貸しませんでした。更に、自分が病院経営していたのもあって、祖母を県外の病院に入院させることなど全く頭にありませんでした。
祖母は、首から上しか動かすことのできない体になってしまっていました。それでも、当時、そのような重症患者さんもしっかりリハビリしてくれる病院があったのにーー「そんな遠くの病院に入れたら看病できん」と自宅近くの病院に入院させ、祖母を『寝たきり』にしてしまったのです。

車の免許取ったから、今度は私が運転してドライブ行こうと祖母に約束していた私。社会人のっけから、この約束は絶望的になったのです。

お喋り好きで、とってもアクティブだったお祖母ちゃん……5年もの長い長い寝たきり生活を送って、星になりました。
自他共に認める『お祖母ちゃんの秘蔵っ子』だった私は、祖父には内緒で分骨して、そのお骨を祖母の戒名を書いたハンカチに包んで御守袋に入れ、遠出する時には必ず連れて行っています。


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1973/09/06
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詳しくはカテゴリー『プロフィール』で。
A型乙女座長女なのに、近頃は、AB型とかB型とか星座はともかく末っ子とか一人っ子とか言われる、ゴーイングマイウェイ主婦。

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