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猫空世界〜闘病生活から超自然主義にならざるを得ない生活になった世界〜

生まれて初めて触った動物が猫だったサヤネコです(以来ネコ好き)。 十二の時に死にかけ、三十代にも死にかけましたが、まだ生きています。死にたいと思った事も多々ありますが、なんだかんだで生きています。 生かされている事に感謝して、シャーマン始めました。

2018/04    03« 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  »05
入院したばかりの頃、入れ替わり立ち替わり小学時代のクラスメイトがお見舞いに来てくれました。

来てくれた友人は、私があまりにもヤンチャであったのを知っているので、病室に入るなり第一声が「骨折で入院したっちゃろ?」でした。当時、『病名は悪性貧血』と聞かされていた私は、毎回「悪性貧血だって」と答えては「まったまた、嘘やろー」というやりとりを嫌になる程繰り返しました。




今となっては笑い話の一つですが、当時、友人だけでなく私自身も「なんで悪性貧血?」と思っていて、何とも言えない歯痒さに囚われていたのを覚えています。

病棟内には、何故か薄ら禿げになった子やパンパンに浮腫んだ顔の子、まるで餓鬼のようにやせ衰えた子もいて、ただならぬ空気に包まれていました……私一人が浮いている感じ。
プレイルームという食堂も兼ねたスペースには本棚もあり、その本棚には児童文学や絵本の他に親が読むような本もたくさん並んで、その中には自分の本当の病名を示すモノもありました。

無意識の中で、自分がどういう状況にいるのか解っていたと思いますーーそれは、『死』が目と鼻の先にあるということ。

勉強などとてもする気になれず、親に渡される文庫本を読んでしまうと病棟の本棚にあった本を片っ端から読みあさりました。絵本・児童文学・親が読む本……入院生活が一ヶ月過ぎた頃には、病棟の本棚も読破ーーそれでも私は、自分は『悪性貧血なんだ』と信じました。


解っているのに『私は違う』と思い込みたい心理ってありますよね、大人にも。

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1973/09/06
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自己紹介:
詳しくはカテゴリー『プロフィール』で。
A型乙女座長女なのに、近頃は、AB型とかB型とか星座はともかく末っ子とか一人っ子とか言われる、ゴーイングマイウェイ主婦。

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