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猫空世界〜闘病生活から超自然主義にならざるを得ない生活になった世界〜

生まれて初めて触った動物が猫だったサヤネコです(以来ネコ好き)。 十二の時に死にかけ、三十代にも死にかけましたが、まだ生きています。死にたいと思った事も多々ありますが、なんだかんだで生きています。 生かされている事に感謝して、シャーマン始めました。

2018/05    04« 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31  »06
仕事も順調に覚え、複数の部署を掛け持ちできるようになった頃。「社員にならないか」とライン長に声をかけられていたものの、社員と派遣の給料があまりにも差があって「そのうち地元に帰るつもりなんで」と断っていたところ、工場自体が倒産の危機に陥る事件が発生!
パートと派遣社員が全員リストラされる緊急事態になりました。

とはいえ、派遣先はそれなりにあって、当時は福岡・愛知・長野という選択肢がありました。私は迷わず地元福岡を選択。ちょうど、福岡に拠点を移したいと言っていた北海道の親友が家を探すのに苦労していると聞き、ルームシェアを持ちかけました。

私はそれまで借りていたアパートを解約。メゾネットタイプの平屋を借りて、家賃は稼ぎの良かった私が負担、共益費だけ折半にして二人で暮らし始めました。

ルームシェアをすることになってから、更に遊び友達は激減……数えるほどになりましたが、彼女との暮らしはそれなりに楽しいものでした。

その頃、派遣の仕事も嫌いではなかったけど自分のやりたいことにも挑戦してみたくて、アクセサリーを作りまくったり、絵を描きまくったりしたもののーー作って描いて、そこで終わってしまう私に、彼女は相当呆れたようです。

更にーー良く言えば不言実行、悪く言うと彼女に相談する前に行動する私は、自分が気付かないうちに、彼女を振り回してしまいました。

同棲と同じで、同居生活も相手を思いやってこそ成り立つもの。

自分のことだけで精一杯、全然彼女を大事にしていなかった私はーー借家の期限が突然切れた時、彼女との縁も失くしました。

それは、冷房がないと耐えられないくらい暑い夏。半端に霊感の残っていた私は、玄関に何か『うざいオッサンの霊』が来ているのに気付き、彼女にそれを打ち明けました。

「あんたねぇ。私はそんなもん全然感じないタチだから、そんなこと言われる方が恐いわ! そんなに気になるんなら塩でも盛っとけ!!」

と怒られました……その次の日。普段は、深夜の電話受けるのが面倒で電源切って寝ていたところ、その日は何となくケータイの電源は切らずにいました。
眠れずにゴロゴロしていた深夜、弟から電話がかかってきたのです。電話を取るなり、

「オヤジが死んだ」
「……はっ!?」
「だけん、オヤジが死んだっちゃ。今すぐ実家帰ってきて」

電話はすぐ切れて、私は慌てて着替えーーかなり大声で『はっ』と言ってしまっていたらしく、彼女も部屋から出てきて、

「どしたん? 何があったん?」
「オヤジが死んだ」

気が動転していた私は弟に言われた言葉をそのまま口にしてしまい、彼女から両肩を叩かれました。

「落ーちー着ーけ。Tシャツ裏表! 今から実家帰るなら安全運転で」

と気遣ってくれました……

ーー父の話は別の記事で語ることにしてーー夏場でもあったので、葬式の手続きも速やかに済ませ、葬式・火葬・納骨も済んで、やっと自分の家に帰ると、

「何で連絡くれなかったん? それに、何、この書類」

家族葬にするからと母に言われて、彼女に連絡していなかった私は、それでも誰かに伝えておかないと、と、元監督さんの彼には電話していたのに、色々と私の世話を焼いてくれていた彼女のことは頭からすっかり抜け落ちていました。
しかも、彼女が持っていたのは、住んでいる借家の管理会社からの書類で、『保証人死亡につき、一週間以内に新たな保証人を立てるか、1ヶ月以内に退去するかしろ』といった内容のものでした。

事実、その物件は父と繋がりのある業者が建てたメゾネットで、父が保証人になってくれていました。父の死については会社経由で伝わったようです。それにしても、早過ぎる……と嘆く間もなく、

「私、もう出て行くから」

と彼女に宣言され、更に気持ちが落ち込みましたーー自業自得だと悔いても、時既に遅し。

私は彼女に迷惑料として、先に母から『父の遺産』として持たされていた現金を全て彼女に渡しました。お金で解決できるようなことではありませんでしたが、現実問題として、引越にはそれなりにお金がかかるもの。彼女もそこは納得ずくでお金を受け取ってくれました。

父の死がきっかけでなくても、いつかは崩壊していただろうルームシェア。彼女とは絶縁状態になり、私は大切な親友を自分で台無しにしてしまいました。

彼女を愛しているつもりが、ただのエゴだったと思い知らされたルームシェアでしたーー

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プロフィール

HN:
莢猫
年齢:
44
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性別:
女性
誕生日:
1973/09/06
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自由業
趣味:
ビーズ細工・ドライブ
自己紹介:
詳しくはカテゴリー『プロフィール』で。
A型乙女座長女なのに、近頃は、AB型とかB型とか星座はともかく末っ子とか一人っ子とか言われる、ゴーイングマイウェイ主婦。

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