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猫空世界〜あんなことこんなことあったでしょー記〜

生まれて初めて触った動物が猫だったサヤネコです(以来ネコ好き)。 十二の時に死にかけ、三十代にも死にかけましたが、まだ生きています。死にたいと思った事も多々ありますが、なんだかんだで生きています。 生かされている事に感謝して、シャーマン始めました。 シャーマン始めることになった話以降は、はてなブログ『超自然主義生活』で記事更新中。

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中学と同じく、高校生活にも受験期はやってきます。
私が通っていた高校は就職率はダントツに高かった(らしい)のですが、進学率はとても低く、大学進学は四年制より短期を目指す人の方が多かったように思います。

クラスの中では、四年制を目指していたのは私の他にもう一人だけ……だったような。その子も成績優秀で、彼女はすんなり受験枠を押さえられたのではないかしら。
欠課次数の多かった私は、またもそれがネックになり、三年になると憂鬱な日々を送ることになりました。

そもそも、体力作りのために大学に行こうと思っていたので、大学で具体的に何を学びたいとかそんな方向性はまるで頭になかったので、大きな落とし穴に落ちたような精神状態でした。

当時、図書委員で美術部だった私には、進路の選択は文系という漠然とした方向しか見えていませんでした。
連休明け、進路について保護者面談も近づいてきたある日、社会の担当教諭から、

「お前の得意な日本史だけの推薦試験をやっている大学があるぞ。私立だけど四年制だから、良かったら親に相談してみないか?」

推薦枠を押さえられるほど出席日数は足りていませんでしたが、相談くらいは……と、親や周りの友達にまで話をしていたら、なんと友達の一人が、

「うちの母さん、その大学の学長と知り合いなんだって。夏休みに同窓会で会うってよ。やけん、さーやんも一緒に会いに行かん?」


何ということでしょう! 私はすぐさま自分の成績と結果日数を数え直してメモし、親にもこの事を話して、夏休みーー友達のお母さんと一緒に大学へ行きました。
学長は私の話を聞くとすぐさま進路科の先生を呼んでくださり、進路科の先生からは直に名刺を頂いて、

「もし、校内で推薦枠を取れなかったら、大学の方から推薦枠を斡旋しますので、こちらに連絡してください」

と確約して頂きました。

思わぬ形で道が繋がった私は、俄然、勉強に励みました。今までは本当にただの丸暗記だった日本史も、きちんと歴史資料なども読んで暗記した内容に色を着けていきました。
高校受験も人づてに頂いた推薦枠、大学受験もまた人づてに推薦枠を頂きましたーー我ながら、数奇な運命ですね。とても有り難いことです……
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プロフィール

HN:
莢猫
年齢:
50
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性別:
女性
誕生日:
1973/09/06
職業:
自由業
趣味:
ビーズ細工・ドライブ
自己紹介:
詳しくはカテゴリー『プロフィール』で。
A型乙女座長女なのに、近頃は、AB型とかB型とか星座はともかく末っ子とか一人っ子とか言われる、ゴーイングマイウェイ主婦。
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