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猫空世界〜あんなことこんなことあったでしょー記〜

生まれて初めて触った動物が猫だったサヤネコです(以来ネコ好き)。 十二の時に死にかけ、三十代にも死にかけましたが、まだ生きています。死にたいと思った事も多々ありますが、なんだかんだで生きています。 生かされている事に感謝して、シャーマン始めました。 シャーマン始めることになった話以降は、はてなブログ『超自然主義生活』で記事更新中。

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エイプリルフールに入籍して、今年で12年目になります。嘘のような本当の話ってことで、わざわざフイプリルフールに入籍しました。

20代の頃、テレビだか雑誌だかで『夫が結婚記念日忘れて血ぃ見る喧嘩に発展』みたいな話を見たことがあり、「だったら絶対忘れない日を選んで記念日にすれば良かったのに」と呆れていた私。
まさか、自分に入籍する日が来るとは夢にも思っていませんでした。

特にプロポーズらしい言葉はなかったのですが、結婚する事になって、20代の頃見た話を思い出しました。そこで、飼い主様に言いました。

「入籍するのは4月1日が良い」
「ん、わかった」

なんで、「どうして」とか聞かんとですか? こちらの意図はお見通しでした……

「ん、忘れんけんでしょ?」

知恵は回らないけど、頭は私よりもめっちゃイイ飼い主様ですーーくうっ!
こうしてあっさり、私達の結婚記念日はエイプリルフールになりました。

以来、気の利いた嘘が吐けなくなりました……今までさんざん、エイプリルフールに、

「私、結婚するけん」

と、友人を欺いてきた私。
その日に入籍してしまって、『結婚しました』のハガキを4月1日着で送ったら、何人かからは、

「いくらなんでも、嘘吐くのにお金かけ過ぎやろ」
「隣の彼は男友達? 悪ノリし過ぎ」

なんて返事が来ました。

チャペル背景でドレス姿、燕尾服飼い主様とのツーショット。写真は3月に撮ったのでハガキは割と早く作れたのですが、4月1日必着にしたのが仇になりました……自業自得。(笑)

一昨年は『スイートテンダイヤモンド』と言うと華やかに聞こえる『アルミ婚』、10周年でした。結婚するのならドレスに白無垢着たいと思っていた私。入籍前にドレスを2着着せてもらったので、

「ステートテンダイヤモンドは要らないから白無垢着せて」

と飼い主様に訴え続けて10年目。
親には内緒で事後報告・二人きりでやるのを条件に、人力車に花嫁船からの神前式を白無垢で体験しました。
ランチも込みで、リアルダイヤモンドなお値段でしたーーありがとう飼い主様。ダイヤよりもずぅっと良かったよ。
(宝石はルビーが一番好き、でも誕生石はサファイア……実はルビーもサファイアも色が違うだけで元は同じ石。豆知識でした)

15周年か20周年には、「『あの肉』食べたい」と飼い主様に訴えてみたのですが、

「は? 本当にそれだけでいいの?」

と返されて以後、話題になっていません……(笑)

今年は12周年。何してくれるのか、何しでかすか、考えているうちに1日終わってしまいそうーーとりあえず、嘘でも吐いておくか。

「妹が結婚するって。お祝い送るからお金ちょうだい」




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結婚当初、夫こと飼い主様に「一匹で十分」「働かなくていいよ」と宣言された猫です。

それまでずっと家にいたことがなかった私は、3ヶ月で家事鬱になり家出しましたーーそんな時に『投げクマちゃん』を頂いて、少し心和んだ私。そうだペットの代わりにぬいぐるみでもいっかと、投げクマちゃんに猫のぬいぐるみを追加しました。

その後ある日、美術館へ出かけた折りに、ワークショップで凛々しい赤い招き猫を見かけて一目惚れ。即、買って家に連れて帰って、ふと気がつきました。
独り暮らししていた時にも、ガチャガチャや小物屋さんで手のひらサイズの小さな招き猫を買っていたことーーそうだ招き猫をペットにしよう。

それからというもの、骨董屋さんや和物ショップなどで招き猫を見かけると即ゲット。右手上げも左手上げも見境無く買い集めていたら、飼い主様が悲鳴を上げました。

「置き場に困るでしょうが! 右手上げか左手上げ、どっちかにしなさい !! 」

ショボーン……招き猫には二種類、右手上げと左手上げがありまして……って、どなたもご存知ですよね。俗に、右手上げは『金招き』左手上げは『人招き』とされています。

それなら右手上げ限定で集めようと決めてしばらくした頃、テレビ番組『美の壺』で招き猫が取り上げられました。
そこで紹介されていたのが、『九谷焼』。石川県の焼き物で、赤地にカラフルな色が『盛り絵』と呼ばれる技法で立体的な模様にーーそれが招き猫に施されていて、目が釘付けになりました。

尾道の招き猫商店街(?)に出かけた時に、黄地に盛り絵のまんまるボディな招き猫を見つけて購入しました。それはそれで可愛かったのですが、テレビで見た赤い招き猫とはほど遠い。
その数年後、東京は浅草へ出かけた時、ついに見つけたのです……まだお店は開店前で、店主のお姉さんが店の前を掃除しているところでした。

距離でいうと、軽く500メートルは離れていました。私は若干近眼なので、我ながらよく見えたなと思います。
それは、うなぎ長屋のような店の奥、左側の階段のような棚の三番目に乗っかっていましたーー飼い主様と来ていたのですが、もう飼い主様そっちのけで猫まっしぐら。

小走りで近づいてきた客にお姉さんもビックリ。でも、「あの子見せてください」と店の中を指差したら、快く店内へ通してくれました。
私はまっすぐ、遠くからしっかり視線に捉えていたそれを両手で抱きかかえ、

「この子、ください」

顔は決してーーごめんねあんまり可愛いとは思わなかったのだけど、何より全身の盛り絵とブチャネコながら凛とした目力に、もうメロメロ。テレビでは同じくらいの大きさの招き猫10万円と紹介されていたのが何と2万、即買いでした。

がーーその時持っていたカバンに収まらないリアル猫サイズ(子猫と成猫の間くらい)の招き猫で、私はその猫を両手に抱えたまま店を出ました。

「ずっと抱えて歩くつもり?」

店の外で待っていた飼い主様に言われて、ハッとしました。そうなのです。時は朝10時、これから街ブラしようかって時に買ってしまった上に、カバンに入らないビッグサイズ……おバカ丸出し。
仕方なく辺りを見回すと、店先に猫が入りそうなショルダーバッグを提げているエスニックショップ発見。これまたまっしぐらにその店先へ行き、ショルダーバッグをレジへ。
ちょうど、お店では、2000円以上の買い物で1000円セールのストールを一枚あげますフェア中で、図らずも猫入れカバンにストールのおまけがつきました。(笑)

早速、ストールで招き猫をふんわり包み込んで、買ったばかりのショルダーバッグにイン。うーん、いい感じ。
東京から福岡へ帰る間も、ずっと持参して、九谷焼の招き猫は我が家の子等の一匹になりました。

さすがにそれ以後、招き猫を買うのは自制していますーーホント、置く所無いの。これから引越す家のどこに、我が子等『招き猫』の居場所を作ろうか、思案のしどころです……

「一匹で十分」に次ぐ、飼い主様の爆弾発言です。よほど、一匹養える自信があったのでしょうねというのは皮肉で、彼の本音は、『外で働くうちに浮気でもされたら堪らない』というところだろうと推察しています。

その実、結婚前までは複数彼氏と同時進行していたので、独占したかったんだろうなーー彼は前妻不倫(と思われる事態)で離婚経験があるので、トラウマになっているに違いありません。

結婚願望も全く無く、専業主婦になるなんて以ての外と思っていた私。まさかこんな展開になろうとは、当時、すべてが予想外でした。
でも、どうせ結婚するなら、父方祖母の念願であったドレスや白無垢はもちろん結婚式や披露宴だってやってみたかった私。
ところが、飼い主様は再婚で、既に結婚式も披露宴も経験済み……再婚で知り合いなど呼んでの披露宴はやりたくないと言うのです。まぁ、気持ちは解らんじゃないわな。

そこで、ドレスはレンタル2着+写真撮影で『結婚しました』の写真ハガキを作り、披露宴の代わりに親・親戚だけで会食。
白無垢は、『アルミ婚』10年記念で装着。新婚旅行でオプション挙式しなかったのをずっと後悔していたので、さんざんワガママ言って花嫁船と神前式もしてもらいました。

働かなくていいよって言ったの、飼い主様だよね。
ぶっちゃけ、自分がやりたいことに関してはとことん浪費家です。だから、働いていたのに。

博物館でヴェネチアングラス展があって、アクセサリー作りのワークショップ抽選を当てた時は、その月の生活費で渡されていたお金全額、ビーズにしちゃいました。

飼い主様、絶句。

言っとくけど、後悔なんかこれっぽっちもしてないから。
働かなくていいよって言ったの、飼い主様だよね。

これでもまだ三行半来ないあたり、飼い主様はよほどか離婚もトラウマになっていると思われ……いやいやいや、あれこれやらかすのをほどほどに……いや無理!

これからも飼い主様には度々絶句していただきます。(笑)

いつ三行半突きつけられても大丈夫なように、資産作らなん。

このくらいの年頃から、何だか視界がブレて見える現象が増えてきて、近くの眼科へ行ってみました。一軒目の眼科では、

「左目が少し上、右目が少し下にずれるようですね。『シャイ』と言います」
「シャイって?」
「斜めの位置で『斜位』です」

どう対処したものやら、分かりません……眼鏡作りましょうかという話になりましたが、眼鏡を調合(?)する先生が入院されたとかで、セカンドオピニオンを余儀なくされました。

仕方なく、近くの眼科を探して二軒目では。

「左目が少し上、右目が少し下にずれますね。でも斜位ではありません」

それじゃあ一体何なのよ。明確な回答はいてもらえないまま、眼鏡作りではなく目薬処方されて診察終了……うぉい !!

「気になるようなら脳神経科に行ってください」

投げやりな態度でこんなこと言われても腹立つだけですよ先生。仕方なく言われた通りに神経内科へ行くも、

「うーん、さすがに僕のとこでは分からないなぁ。眼精疲労でもそういった症状は出るみたいだよ」

と、その場で調べてくださったことを教えてくださいましたーー持つべき主治医は患者に親身になってくれる医者ですね。やれやれ。
目を温めるとか、閃輝暗点が見えた時と同じように暗い部屋で安静にしておくといいかもとか、色々アドバイスを頂いて帰宅。

結局、はっきりしたことは分からずじまいです。

今でも、酷い時は車の運転はおろか家事すらまともにできない有様、最初の病院で診断されたように『斜位用眼鏡』を作った方がいいのかもしれませんが、二軒目の病院で言われたように、目の筋肉が元に戻そうと頑張るうちは眼鏡なしでこらえるようにした方が良いのかもしれません。

いやいやいや、どっちよ。

とりあえず眼鏡は作って、どうしても必要な時にかけるのが一番な気がする。もういい加減、眼鏡調合の先生復帰してないかな。

※ 鏡見ながら描いたら逆になっちゃった……左右逆転しています。
40歳(41歳になる年)の時、飼い主様と人間ドックを受けました。せっかく受けるのだからと、全身くまなく診てもらう事にしました。
すると、飼い主様の右肺に1センチほどの影が見つかったのです。

「レントゲンと血液検査の結果だけでは何とも言えませんが、ガンである可能性は否定できません」

とのこと。私は、彼のお父さんが胃ガンで胃を全摘していたので、遺伝はあるだろうなと思っていましたから、特に驚きはしませんでした。が……
飼い主様は、相当へこんだ模様ーーガンだったらどうしようとか、その日の晩はろくに眠れなかったそうです。

「そんなに心配なら摘出手術受ければいいやん。検査してガンでなければ良かったねで済むし、もしガンやったら早期発見できて良かったねになるやろ。あんた自分のお父さん見てみい、ピンピンしとらすやん」

そう、お父さんは胃を全摘してありますが、今も元気に畑で野菜作ったりゴルフしに行ったり、活発にしていらっしゃる御仁。少しは我が父を見習えなのです。
お父さんの爪の垢煎じて飲ませちゃろうかまで言ってようやく、飼い主様も開き直る事が出来ました。

内視鏡使った手術で、問題の影を切り取る手術を受ける決心をした飼い主様。手術には家族の立会い必須だったので、手術の日は朝イチ目覚ましアラームをセットして寝ましたーーが。
翌朝。手術開始は8時45分からだったのに、目が覚めたのは8時46分。目覚ましアラームはとっくの昔にスヌーズも終わっていました。
しかも目覚めと同時に猛烈な偏頭痛が……よりによって、どうしてこんな時に……眠くならない鎮痛剤を飲んでから病院へゴー。

9時半過ぎに病院到着……飼い主様は既にというか、当然、病室には居ませんでした。小一時間後、ロビーに呼び出され、執刀医から切り取った肺を見せられて、

「この部分が問題の部位です。これから組織検査しますので」

肉片の一部分を指差す執刀医の話を聞きつつーー1センチの影切り取るだけのはずが、だいぶ大きく切り取ったわねーと思った私、

「はい、よろしくお願いします」

とだけ口に出して、術後説明終了しました。セレブ総合病院ですもの、腕は確かなはずです……知らぬが仏。
病室に戻って、飼い主様が帰ってくるのを待って、麻酔切れたばかりでぼんやり顔の飼い主様に「お疲れさん」と声をかけたら、さっさと帰宅。だって頭痛かったんだもん。酷い妻と言うなかれ。

組織検査の結果、ガンであることが判明して、他にもいくつかあったガン細胞摘出のため、飼い主様は2ヶ月後に再入院しました。
今度は抜かりなく早起きして、朝から手術なので朝食弁当も用意して、待ち時間暇を持て余すのは目に見えていたので画材一式もカバンに突っ込んで、いざ病院へ。

真面目に行ったのはいいけど、待ち時間3時間超えました……画材持ってきて、正解やった……絵手紙を4枚、宛名も近況もゆっくり書いても、飼い主様は戻ってきません。
手術が始まると、病棟の外には出られないことになっていたので、なおさら待ち遠しかったなぁーー昼ご飯も用意してくればよかった。

お昼過ぎ、例のごとくロビーに呼び出され、摘出した肺ガンの欠片を見せられて、

「全て摘出することができましたが、これらはリンパ節の近くにありましたので、転移の可能性も無いとは言えません。今後は定期的に通院していただくことになります」

はいはい、織り込み済みですよ。通院するのは飼い主様だから、よくよく言い聞かせといてくださいね。

「はい、ありがとうございました」

自分自身、白血病だの敗血症だの何度も死にかかっている身の上です。伴侶のガンごときで動じることなどあーりませんよ。でも、執刀医の先生にしてみれば反応が意外だったのか、最後にこんなこと言われました。

「奥さんしっかりしてありますね」
「いえ、彼のお父さんが胃ガンで全摘していて、今も達者にしてあるので。彼も大丈夫です」

ガンは早期発見できれば、克服できる病だと、私は思っています。自分が入院した時に同室だった闘病仲間の中には『末期余命3ヶ月』と言われていたにもかかわらず、その後3年、手紙・電話のやりとりできた友もいました。

ガンですって? がーん……なんて、落ち込むから悪化するのだと、私は思っていますーー意見には個人差がありますーー体調管理次第では、進行していたはずのガンが消えた方もいらっしゃるくらいなのですよあーた。

次は私が乳ガンかなーくらいの気持ちでいます。母方祖母が乳ガンだったので、遅かれ早かれ発症すると思われます。
だからと言って悲観するつもりはありません。きちんと検査は受け続けて、見つかったら速やかに取る。

でも、抗ガン剤や放射線治療は、絶対やらない。あれはきついんだもんもんもん……気力と体調管理で克服するぞー!←本気


ちなみにこの絵は、飼い主様手術中に描いていたザクロ。芸術の秋と食欲の秋を語呂合わせしていますーー手術入院は8月と10月でしたーー待ち時間などの暇つぶしに絵手紙、あなたもいかが? 気が紛れること請け合いです。
健康な体を目指して、健康食品だのサプリメントだのに毎月のお小遣いを当てていたら、保険料支払いが厳しくなりました。
そこで、ネットを通じて保険の見直しを打診してみたところ、ファイナンシャルプランナーと直接会って相談することになりました。

やってきたのは二十代後半の女の子。足首骨折したとかでギプスはめた痛々しい姿で登場……だ、大丈夫なん??
でも、とても目力のあるイイ子で、幾つか持ってきてくれたプランもどれも丁寧に説明してくれて、保険ナンジャラホイの私にも今自分が契約している保険の仕組みがよく解りました。

めっちゃ損してるやん!!

年金型生命保険は、老後の積立金になっていると思いきや、マイナスになっていました……即、解約。貯蓄系保険も医療保険も一つを残して全て解約。色々打診された保険会社の中から、自分にピッタリそうな会社を選んで、新たに契約しました。

手続きには、最近の病歴が災いして書類作りに手間かかりましたが、ちゃんと保険には加入することができました。これで一安心です。
色々と病気抱えている人には、保険は必須です。入院の度に数十万飛んでいきますから……できれば、掛け捨てではなく返ってくるタイプで……っても、私自身の保険は掛け捨てメインですが。

解約した保険会社からは、雀の涙ほどの解約金が返ってきました。入院時に今まで払ってきた分取り戻していますから、まあよしとしましょう。


完全に自覚したのは、41歳になってからでした。多分ーー6月の絵手紙にお天気痛の絵を描いているので、その辺には自覚していたと思われますーー右や左、たまに両方のこめかみが強烈に痛くなるのです。
冷やすと比較的楽になるため冷却シートを貼るのですが、髪生えた所に貼るからすぐ剥げる……仕方ないから、ヘアバンドなど着けて剥げ防止。冬場は毛糸の帽子も被りました。

飼い主様が気圧計を買ってくれました……どうもない時の気圧の所に動かない金の針を設定。

1020hPa

ぶっちゃけ、ミリバール世代です。ヘクトパスカルは最近ようやく言えるようになったカタカナです……カタカナ苦手。
当然の事ながら、動く黒い針は晴れると数値が上がり、雲行き怪しくなってくると数値が下がります。でも、針の動きは緩やかなので天候の急変には対応できないようです……

そんな、天気の急変に敏感なのが、私のこめかみです。
飼い主様いわく、

「天気予報よりよく当たる」

明日は傘を持って行こうとかいらないとか、そんな目安に利用される体たらく。

絶対、治す!!

病院で処方される鎮痛剤からネット検索で行き着いた漢方とか、色々試してみましたが……効いているのかいないのか、サッパリですわ。
何せ、突発的にやってくる痛みです。頭痛日記をつけてみた事もありますが、一般的に言われるような周期性や規則性は全く無し。日中・深夜問わず、痛む時に痛むのです。

ただ、痛みそうだなというのはたまに予測できるので、そんな時にはすかさず薬を飲みますーー予測できない時は、おとなしく冷却シート貼って寝ます。
正直、予測できない痛みの方が増えてきて、切実な問題化しています。

どなたか、特効薬ご存知ありませんか? 怪しいモノではないの、よろしくお願いします……

初めてそれを『見た』のは、血栓症の疑いで入院した時でした。

最初は小さな光の点で、目を閉じていても開いていても、同じ位置で見えます。それがだんだん大きくなっていくのですが、私の場合は三日月型のギザギザで虹色、ゆっくりゆっくり回転しながら視界の中を移動していきます。
短いと数秒で消えますが、長いと小一時間視界にとどまって、チカチカ点滅するから半端に目が疲れます……でも、キレイ……シャボン玉のような虹色が三角ギザギザで見える感じなので、個人的にはそんなに嫌いではありません。

が、これ、強烈な偏頭痛の前兆とも言われる『視覚障害』だそうです。

私自身はこれが見えた後に偏頭痛に見舞われたことはありませんーー無かったら無いで、脳出血やら脳梗塞やら別の重篤な病気の可能性があるとか。いくら長生きしたくなくても、やりたい事やり尽くさないうちは死にたくない私。(笑)
入院中は、主治医がーー『閃輝暗点』を知らなかったのか単に言葉が出てこなかったのか分かりませんがーーきちんと診断してくれなかったので、これまた自分で調べて行き着いたキーワードです。

正しいのか間違っているのか分からなかったので、近くの脳神経内科へ行ったところ、低血圧で入院した時の主治医が開業した病院で、私の事を覚えていらっしゃいました。世の中狭いわ……個人病院なのにMRI装備。早速検査してもらって事なきを得ました。

「目の奥の神経が痙攣したりすると見える事があります。眼精疲労から来ているかもしれませんね、一応鎮痛剤出しておきましょう。強い薬だから、痛む時だけ飲んでね」

偏頭痛診断も込みなのねー……以来、偏頭痛でもこの病院へ通う事になります……忘れた頃にやってくる患者ですけれども。
神経の突発的な痙攣は、薬でどうにかなるものではないそうです。瞼が痙攣したりするのと同じだそうで。

なんだかなあ、もぉ。

人によっては砂嵐のような渦だったり、光の線がクルクル回って見えたりするそうですが、もし、それが目を閉じていても見える場合は『閃輝暗点(せんきあんてん)』かもしれません。
一番手っ取り早い検査は頭部MRIです、近所にそんな病院がありましたらぜひ検査してみてください。何事もなければ安心、何事かあれば早期発見ということで。
初診料検査代で7000円超えますが、安心を買うと思えば……高いよなMRI…………



それは突然、やってきました。暑くなり始めた頃で、初めはあせもが悪化したのかと思いました……背中に猛烈な痒みが来たのです。
何せ、背中なので自分の目で確認することができません。ちょうどお昼時でしたが、あまりの痒さにタダゴトでないと近くの皮膚科をネット検索してすぐ行きました。

病院は開いてはいたものの午前の診察は終わったばかりで、受付の人には、

「午後からの診療になりますから」

と断られました。とても我慢できる状態でないのを訴えていたら、先生が私の声を聞いたらしく、奥から看護師さんが、

「とにかく診ましょうと先生おっしゃってます」

と声をかけてくださいましたーーかくして、背中を診ていただいたのですが、

「これは酷い。背中がボコボコになってます。蕁麻疹ですね。今までこんな事ありました?」
「数年前、薬の飲み合わせで蕁麻疹出た事あります」

ーー結婚する前、トスキサシンというニューキノロン系の抗生物質で蕁麻疹が出たのを先生に話しました。それ以後、蕁麻疹は出た事が無かったのも話すと、

「こういう症状は原因も判らず突然起きる事があります。とりあえずお薬と塗り薬を処方しましょうね」

と、抗アレルギー薬とステロイド系の塗り薬を処方されました。薬は効果てきめん、病院で薬を塗ってもらって薬も飲むと、とりあえずの痒みは治まりました。
私は温熱蕁麻疹で、蕁麻疹が出始めたのが夏ーーうっかり掻いてしまうとブワッと広がり、更に痒み増す悪循環ーー薬が手放せなくなりました。

今ではだいぶ治まり、薬服用・塗布も蕁麻疹が出た時だけで良くなりました。が、これまた原因は判らずじまいです。
自分の身体なのに、判らない事だらけですよあーた。

自分自身がこんなですから、他人の事はなおさら分かりませんよねーーオチ違うやろ。


元日から入院して約半年後ーー定期通院していた私は、ある日、総合内科の主治医から、

「首のエコー検査しましょう」

と突然言われました。すわ何事?? 血液検査の項目の中で、気になる所があると言うのです。言われるままにエコー検査を受けると、

「今までの病気に関わっているかどうかは分かりませんが、(血液検査の結果から)甲状腺機能低下が見られるので、エコーしたんですが、甲状腺に異常が見つかりました」
「それって、一体どんな病気なんですか?」
「橋本病です」

いやいやいや、橋本病って何なのよ。主治医の説明ではちんぷんかんぷん、帰ってネットで調べました……しっかりしてくれよお医者様。

ググった結果、『橋本病とは、慢性甲状腺炎による甲状腺機能低下症である。甲状腺炎は、自分を攻撃するリンパ球や抗体によって起こる「自己免疫疾患」。』だそうで……白血病とちょっと似ているなーー私がかかった急性リンパ性白血病は、自分のリンパ球が自分を攻撃する病気(はしょり過ぎ?)でしたーーと思いました。

てか、私の身体って、とっても自虐的??

それはさておき、甲状腺は血液中にホルモン分泌して代謝を正常に保つ器官です。そのホルモン分泌のバランスを取るのはとても難しいそうで、薬の量の微調整も大変でした……
診断された当初『チラーヂン』という薬を処方されたのですが、初期は50mgしかなく、1日おきに50、25、と飲むよう指示され、処方された薬を見ると、オール50mg錠。25mgの分は50mg錠がプレートから小袋に移されていて、その袋にはこんな貼り紙が。

「半分に割ってお飲みください」

ハナから割って処方してくれよん。

どうしてこうも病尽きぬ体なんでしょーー嘆いたところで我が身体。向き合っていくしかありません。以来、3ヶ月に一度は採血込みの内科通院しています。

今では25mgのプレートもできたので薬割る手間は無くなりましたが、薬はしょっちゅう飲み間違えています……だってややこしいんだもんもん……

プロフィール

HN:
莢猫
年齢:
50
Webサイト:
性別:
女性
誕生日:
1973/09/06
職業:
自由業
趣味:
ビーズ細工・ドライブ
自己紹介:
詳しくはカテゴリー『プロフィール』で。
A型乙女座長女なのに、近頃は、AB型とかB型とか星座はともかく末っ子とか一人っ子とか言われる、ゴーイングマイウェイ主婦。
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