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猫空世界〜あんなことこんなことあったでしょー記〜

生まれて初めて触った動物が猫だったサヤネコです(以来ネコ好き)。 十二の時に死にかけ、三十代にも死にかけましたが、まだ生きています。死にたいと思った事も多々ありますが、なんだかんだで生きています。 生かされている事に感謝して、シャーマン始めました。 シャーマン始めることになった話以降は、はてなブログ『超自然主義生活』で記事更新中。

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普通なら、二〜三歳頃の記憶はほとんど残っていないものです。こと、四十路行く者にとって、生まれて数年の記憶など欠片も残っていないだろうと思われますの。←意見には個人差があります。

けれども私には、その頃に体験したある事件が今でも忘れられません。

ここから先は、幼児が大人の言葉で語っていると思ってくださいね。



それは、おばあちゃんが阿蘇へドライブしてくれた時のこと。私はお客を乗せて火口を回る馬に乗せてもらうことになり、おばあちゃんがお金を払って来るまで(子ども目線で)道産子ばりに大きな馬に囲まれて待っていました。

その時は特に馬が怖いとも嫌いとも思っていなかったので、割と普通におとなしくしていました……多分。
おばあちゃんまだかなーと、馬に背を向けて立っていたのですが、不意に右耳に生温かい空気がかかるや、

ブチブチブチッ!

と何かがちぎれる音がしました。パッと振り返るとそこには、巨大な馬の鼻面があり、それが、

ヒヒヒヒヒ〜

と笑ったのです。

何だか右肩が軽い気がして、おばあちゃんが結ってくれたおさげに手をやるとーー無い!!
右のおさげが綺麗さっぱり、食いちぎられていたのです!

もう馬に乗るどころではありません。大泣きでおばあちゃんちまで帰ると、近所の理容室でおかっぱにされました……阿蘇から祖母宅までの道中は全く覚えていないのですが、ずっと泣いていたことだけは鮮明に覚えています……

以来、私は馬が大嫌いになりました。とさ。

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