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猫空世界〜あんなことこんなことあったでしょー記〜

生まれて初めて触った動物が猫だったサヤネコです(以来ネコ好き)。 十二の時に死にかけ、三十代にも死にかけましたが、まだ生きています。死にたいと思った事も多々ありますが、なんだかんだで生きています。 生かされている事に感謝して、シャーマン始めました。 シャーマン始めることになった話以降は、はてなブログ『超自然主義生活』で記事更新中。

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約二週間、勉強はまるで手につきませんでしたが、母が人から譲ってもらったという簡易的な自動演奏付きキーボードやトランプ、挿絵の多い本を差し入れてくれたり(滅菌消毒ができるものはOKでした)、広告の裏紙に落書きなどして、それなりに面白おかしく暮らせた……んじゃないかな、多分。

けれども、無菌室での可動範囲がベッドの上以外はポータブルトイレまで。歩行距離もほとんどありません。一応ラジオ体操など動ける範囲でやってはいたものの、筋肉の衰えは凄まじいものでした。

それを身をもって体験したのが、無菌室を出た初日。

基本、ベッドからトイレまで自分一人で行ってもいい子どもは、食事の食器を自分で配給ワゴンまで乗せに行きます。配給ワゴンは昼は長めに置いてあるのですが、夕方は早々に看護助手さんが押して行ってしまいます。
乗せそびれた食器は、プレイルームに置いていたようなーー記憶曖昧なので割愛ーーこほん。とにかく、夕食後は急いで膳トレーを置きに行かないとなのです。

私は当時は割と早食いでしたので、特に問題なくトレーは乗せられました。が、茶碗を一つトレーから外していたのを忘れていて、後からそれを持って行こうとしたら、もう看護助手さんがワゴンを押していくところでした。

慌てて茶碗を握りしめ、点滴下げる竿押して小走りしようとした途端……


腰が抜けたような脱力感に襲われて転倒。点滴の竿ごと倒れてえらいこっちゃ……不幸中の幸いは、点滴の瓶が割れなかったこと。

こんなにも自分弱っていたのかと痛感した出来事でした。
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1973/09/06
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自己紹介:
詳しくはカテゴリー『プロフィール』で。
A型乙女座長女なのに、近頃は、AB型とかB型とか星座はともかく末っ子とか一人っ子とか言われる、ゴーイングマイウェイ主婦。
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