猫空世界〜あんなことこんなことあったでしょー記〜
生まれて初めて触った動物が猫だったサヤネコです(以来ネコ好き)。 十二の時に死にかけ、三十代にも死にかけましたが、まだ生きています。死にたいと思った事も多々ありますが、なんだかんだで生きています。 生かされている事に感謝して、シャーマン始めました。 シャーマン始めることになった話以降は、はてなブログ『超自然主義生活』で記事更新中。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
私には2つ年下の弟がいます。子どもの頃は虫キチで、2、3歳の頃にはポケットにダンゴムシなど入れてくるような子で、小学生になると祖父に昆虫図鑑を買ってもらったり、昆虫採集セットを買ってもらったり、末は昆虫博士かというくらいの虫好きでした。
その影響か、ただ張り合っていただけのかーー私もよく虫取りに行きました。特に夏は、セミ捕りに出かけたものでした。
最初に現れるのが、ニイニイ、ミンミンとアブラ、暑さ真っ盛りになるとクマ、お盆を過ぎるとツクツクボウシ。
当時は団地の間にたくさん木が植えてあったり、公園に林があったりして、セミだけでなくコガネムシ、カナブン、カミキリムシ、クワガタ、稀にカブトムシ……草むらでは蝶、バッタ、カマキリ、トンボなど、大物はだいたい弟が、小物は私でも捕まえることができました(笑)。
私は素手でも捕まえられる蝶とカマキリが大好きで、特にカマキリは何かと話題を作ってくれる虫でした。
これは弟がやらかした事件なのですが、冬にカマキリの卵を取って来て家の中に持ち込み、春と勘違いした卵から大量のカマキリの子が出てきたことがありました。母にしこたま叱られ、生まれてきたカマキリの子達は可哀想に掃除機で吸われました。
ある意味、昆虫の生態というものを体感した事件でした……
私がやらかしたのは、高校時代。通学でバス停に向かう途中、道路の真ん中にカマキリがいるのを見つけました。そこそこ交通量もある道で轢かれると可哀想だと思い、道の端に避けてやろうと手を伸ばしたら、バッと羽を広げて私の肩を超えて行きました。
振り返っても姿が見えなかったので、だいぶ飛んだなと安心。そのままバスに乗りましたーーいつも、通勤ラッシュを避けて早いバスに乗っていたため、教室の鍵はいつも私が取りに行っていたのですが、教室で宿題チェックしていると、私の後から教室に入って来た女の子達が一斉に悲鳴を上げたのです。
「キャーーーーッ!」
「さーやん! 首に鎌っ鎌っ!」
「ヒッ、左、左!」
首に、鎌? 指差された側の肩に手をやると、何かが私の指を引っかきました。そのまましっかり引っかかったモノを見てみると何と、バスに乗る前に助けようとしたカマキリでした。
「あんた、私と一緒にバス乗ってきたとね?」
バスには私の他にも乗車客がいたのに、誰も教えてくれなかったぞ? ペットと思われたのかしらん……中庭の植え込みに逃がして、めでたしめでたし。その後、一部始終を見た子達に『首に鎌事件』と命名され、怪談のように語られましたーーその時になって、女の子の大半はやっぱり虫は苦手なんだと痛感しましたーー
社会人になって、夏場ーー手の届かない壁にセミが止まって鳴くのが堪らず、捕虫網を買いました。子どもの頃ほど酷使しないので今もその網は現役です。
現在住んでいる所、最初の頃はハトがベランダにのさばっていたので、これも捕虫網で撃退。2年ほど前からカラスが進出してきて、ハトのフン害はなくなりました。
話、逸れたな。
昨年はこの網で、アブラ1匹クマ3匹をキャッチアンド(遠くで)リリース。マンションでセミが鳴くと声がやたら反響するから、クーラー入れていても気分的に暑くなるのよ……でも、いざセミ捕りしだすと、虫かごがいっぱいになるほど虫取っていたあの頃の血が騒ぎ出すのです。
その影響か、ただ張り合っていただけのかーー私もよく虫取りに行きました。特に夏は、セミ捕りに出かけたものでした。
最初に現れるのが、ニイニイ、ミンミンとアブラ、暑さ真っ盛りになるとクマ、お盆を過ぎるとツクツクボウシ。
当時は団地の間にたくさん木が植えてあったり、公園に林があったりして、セミだけでなくコガネムシ、カナブン、カミキリムシ、クワガタ、稀にカブトムシ……草むらでは蝶、バッタ、カマキリ、トンボなど、大物はだいたい弟が、小物は私でも捕まえることができました(笑)。
私は素手でも捕まえられる蝶とカマキリが大好きで、特にカマキリは何かと話題を作ってくれる虫でした。
これは弟がやらかした事件なのですが、冬にカマキリの卵を取って来て家の中に持ち込み、春と勘違いした卵から大量のカマキリの子が出てきたことがありました。母にしこたま叱られ、生まれてきたカマキリの子達は可哀想に掃除機で吸われました。
ある意味、昆虫の生態というものを体感した事件でした……
私がやらかしたのは、高校時代。通学でバス停に向かう途中、道路の真ん中にカマキリがいるのを見つけました。そこそこ交通量もある道で轢かれると可哀想だと思い、道の端に避けてやろうと手を伸ばしたら、バッと羽を広げて私の肩を超えて行きました。
振り返っても姿が見えなかったので、だいぶ飛んだなと安心。そのままバスに乗りましたーーいつも、通勤ラッシュを避けて早いバスに乗っていたため、教室の鍵はいつも私が取りに行っていたのですが、教室で宿題チェックしていると、私の後から教室に入って来た女の子達が一斉に悲鳴を上げたのです。
「キャーーーーッ!」
「さーやん! 首に鎌っ鎌っ!」
「ヒッ、左、左!」
首に、鎌? 指差された側の肩に手をやると、何かが私の指を引っかきました。そのまましっかり引っかかったモノを見てみると何と、バスに乗る前に助けようとしたカマキリでした。
「あんた、私と一緒にバス乗ってきたとね?」
バスには私の他にも乗車客がいたのに、誰も教えてくれなかったぞ? ペットと思われたのかしらん……中庭の植え込みに逃がして、めでたしめでたし。その後、一部始終を見た子達に『首に鎌事件』と命名され、怪談のように語られましたーーその時になって、女の子の大半はやっぱり虫は苦手なんだと痛感しましたーー
社会人になって、夏場ーー手の届かない壁にセミが止まって鳴くのが堪らず、捕虫網を買いました。子どもの頃ほど酷使しないので今もその網は現役です。
現在住んでいる所、最初の頃はハトがベランダにのさばっていたので、これも捕虫網で撃退。2年ほど前からカラスが進出してきて、ハトのフン害はなくなりました。
話、逸れたな。
昨年はこの網で、アブラ1匹クマ3匹をキャッチアンド(遠くで)リリース。マンションでセミが鳴くと声がやたら反響するから、クーラー入れていても気分的に暑くなるのよ……でも、いざセミ捕りしだすと、虫かごがいっぱいになるほど虫取っていたあの頃の血が騒ぎ出すのです。
PR
プロフィール
HN:
莢猫
年齢:
50
Webサイト:
性別:
女性
誕生日:
1973/09/06
職業:
自由業
趣味:
ビーズ細工・ドライブ
自己紹介:
詳しくはカテゴリー『プロフィール』で。
A型乙女座長女なのに、近頃は、AB型とかB型とか星座はともかく末っ子とか一人っ子とか言われる、ゴーイングマイウェイ主婦。
A型乙女座長女なのに、近頃は、AB型とかB型とか星座はともかく末っ子とか一人っ子とか言われる、ゴーイングマイウェイ主婦。
最新記事
(01/01)
(07/06)
(07/06)
(05/26)
(05/16)
(03/06)
(01/01)
(11/06)
(10/26)
(04/26)