猫空世界〜あんなことこんなことあったでしょー記〜
生まれて初めて触った動物が猫だったサヤネコです(以来ネコ好き)。 十二の時に死にかけ、三十代にも死にかけましたが、まだ生きています。死にたいと思った事も多々ありますが、なんだかんだで生きています。 生かされている事に感謝して、シャーマン始めました。 シャーマン始めることになった話以降は、はてなブログ『超自然主義生活』で記事更新中。
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初めてそれを『見た』のは、血栓症の疑いで入院した時でした。
最初は小さな光の点で、目を閉じていても開いていても、同じ位置で見えます。それがだんだん大きくなっていくのですが、私の場合は三日月型のギザギザで虹色、ゆっくりゆっくり回転しながら視界の中を移動していきます。
短いと数秒で消えますが、長いと小一時間視界にとどまって、チカチカ点滅するから半端に目が疲れます……でも、キレイ……シャボン玉のような虹色が三角ギザギザで見える感じなので、個人的にはそんなに嫌いではありません。
が、これ、強烈な偏頭痛の前兆とも言われる『視覚障害』だそうです。
私自身はこれが見えた後に偏頭痛に見舞われたことはありませんーー無かったら無いで、脳出血やら脳梗塞やら別の重篤な病気の可能性があるとか。いくら長生きしたくなくても、やりたい事やり尽くさないうちは死にたくない私。(笑)
入院中は、主治医がーー『閃輝暗点』を知らなかったのか単に言葉が出てこなかったのか分かりませんがーーきちんと診断してくれなかったので、これまた自分で調べて行き着いたキーワードです。
正しいのか間違っているのか分からなかったので、近くの脳神経内科へ行ったところ、低血圧で入院した時の主治医が開業した病院で、私の事を覚えていらっしゃいました。世の中狭いわ……個人病院なのにMRI装備。早速検査してもらって事なきを得ました。
「目の奥の神経が痙攣したりすると見える事があります。眼精疲労から来ているかもしれませんね、一応鎮痛剤出しておきましょう。強い薬だから、痛む時だけ飲んでね」
偏頭痛診断も込みなのねー……以来、偏頭痛でもこの病院へ通う事になります……忘れた頃にやってくる患者ですけれども。
神経の突発的な痙攣は、薬でどうにかなるものではないそうです。瞼が痙攣したりするのと同じだそうで。
なんだかなあ、もぉ。
人によっては砂嵐のような渦だったり、光の線がクルクル回って見えたりするそうですが、もし、それが目を閉じていても見える場合は『閃輝暗点(せんきあんてん)』かもしれません。
一番手っ取り早い検査は頭部MRIです、近所にそんな病院がありましたらぜひ検査してみてください。何事もなければ安心、何事かあれば早期発見ということで。
初診料検査代で7000円超えますが、安心を買うと思えば……高いよなMRI…………
最初は小さな光の点で、目を閉じていても開いていても、同じ位置で見えます。それがだんだん大きくなっていくのですが、私の場合は三日月型のギザギザで虹色、ゆっくりゆっくり回転しながら視界の中を移動していきます。
短いと数秒で消えますが、長いと小一時間視界にとどまって、チカチカ点滅するから半端に目が疲れます……でも、キレイ……シャボン玉のような虹色が三角ギザギザで見える感じなので、個人的にはそんなに嫌いではありません。
が、これ、強烈な偏頭痛の前兆とも言われる『視覚障害』だそうです。
私自身はこれが見えた後に偏頭痛に見舞われたことはありませんーー無かったら無いで、脳出血やら脳梗塞やら別の重篤な病気の可能性があるとか。いくら長生きしたくなくても、やりたい事やり尽くさないうちは死にたくない私。(笑)
入院中は、主治医がーー『閃輝暗点』を知らなかったのか単に言葉が出てこなかったのか分かりませんがーーきちんと診断してくれなかったので、これまた自分で調べて行き着いたキーワードです。
正しいのか間違っているのか分からなかったので、近くの脳神経内科へ行ったところ、低血圧で入院した時の主治医が開業した病院で、私の事を覚えていらっしゃいました。世の中狭いわ……個人病院なのにMRI装備。早速検査してもらって事なきを得ました。
「目の奥の神経が痙攣したりすると見える事があります。眼精疲労から来ているかもしれませんね、一応鎮痛剤出しておきましょう。強い薬だから、痛む時だけ飲んでね」
偏頭痛診断も込みなのねー……以来、偏頭痛でもこの病院へ通う事になります……忘れた頃にやってくる患者ですけれども。
神経の突発的な痙攣は、薬でどうにかなるものではないそうです。瞼が痙攣したりするのと同じだそうで。
なんだかなあ、もぉ。
人によっては砂嵐のような渦だったり、光の線がクルクル回って見えたりするそうですが、もし、それが目を閉じていても見える場合は『閃輝暗点(せんきあんてん)』かもしれません。
一番手っ取り早い検査は頭部MRIです、近所にそんな病院がありましたらぜひ検査してみてください。何事もなければ安心、何事かあれば早期発見ということで。
初診料検査代で7000円超えますが、安心を買うと思えば……高いよなMRI…………
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母方祖父も祖母もまだ里に暮らしていた頃ーー祖母の通院には祖父が運転で車で行っていたのですが、ある日、母から、
「お父さんが国道逆走したげな。まさか自分の親がそげん事するなんて……あんた、代わりに母さんの通院行っちゃって」
なんでも、祖父は交差点曲がる所を通過してしまい、二車線道路内をUターンして逆走、いくら田舎道とはいえ国道で、トラックなど大型車が多数往来する道路。祖母は生きた心地がしなかったとの事ーーテレビで見聞きしては呆れるやら腹立つやら、『うちは絶対、70なったら免許返納するわー』と思っていたところで、まさか身内がそんな事態をやらかすとは思ってもみませんでした。
「元教師やったお祖父ちゃんが、そんな事する??」
「田舎道やけん大丈夫やろうもんの一点張りよ。通り過ぎたけん引き返しただけやって、聞いて呆れるわ」
逆走ドライバーの言い分がこれか。確信犯ですよ……今まで、逆走ドライバーの心理なんてこれっぽっちも解りませんでしたが、祖父がやらかした事でイタイほどよく解りました……
母は町内の仕事など色々掛け持ちしていて、なかなか祖母の通院に車を出せないと言うので、月に一度、祖母には通院日を私の体調に合わせてもらって、母方里へ運転手しに行く事になりました。
高血圧を抑える薬をもらいに内科通院、歯科通院はついでに私も診てもらって、ガソリン代はお肉など買ってもらったり畑の野菜で物品支給(笑)。
祖父が亡くなって母が祖母を引き取るまでの数年、母方里へ通いました。
ーー今も、逆走のニュースを見る度に、祖父が国道逆走した事を思い出します。いくら、自分の都合が悪かったからって、逆走はいけません。
右車線走りたかったら、外国行きましょ、うん。
「お父さんが国道逆走したげな。まさか自分の親がそげん事するなんて……あんた、代わりに母さんの通院行っちゃって」
なんでも、祖父は交差点曲がる所を通過してしまい、二車線道路内をUターンして逆走、いくら田舎道とはいえ国道で、トラックなど大型車が多数往来する道路。祖母は生きた心地がしなかったとの事ーーテレビで見聞きしては呆れるやら腹立つやら、『うちは絶対、70なったら免許返納するわー』と思っていたところで、まさか身内がそんな事態をやらかすとは思ってもみませんでした。
「元教師やったお祖父ちゃんが、そんな事する??」
「田舎道やけん大丈夫やろうもんの一点張りよ。通り過ぎたけん引き返しただけやって、聞いて呆れるわ」
逆走ドライバーの言い分がこれか。確信犯ですよ……今まで、逆走ドライバーの心理なんてこれっぽっちも解りませんでしたが、祖父がやらかした事でイタイほどよく解りました……
母は町内の仕事など色々掛け持ちしていて、なかなか祖母の通院に車を出せないと言うので、月に一度、祖母には通院日を私の体調に合わせてもらって、母方里へ運転手しに行く事になりました。
高血圧を抑える薬をもらいに内科通院、歯科通院はついでに私も診てもらって、ガソリン代はお肉など買ってもらったり畑の野菜で物品支給(笑)。
祖父が亡くなって母が祖母を引き取るまでの数年、母方里へ通いました。
ーー今も、逆走のニュースを見る度に、祖父が国道逆走した事を思い出します。いくら、自分の都合が悪かったからって、逆走はいけません。
右車線走りたかったら、外国行きましょ、うん。
それは突然、やってきました。暑くなり始めた頃で、初めはあせもが悪化したのかと思いました……背中に猛烈な痒みが来たのです。
何せ、背中なので自分の目で確認することができません。ちょうどお昼時でしたが、あまりの痒さにタダゴトでないと近くの皮膚科をネット検索してすぐ行きました。
病院は開いてはいたものの午前の診察は終わったばかりで、受付の人には、
「午後からの診療になりますから」
と断られました。とても我慢できる状態でないのを訴えていたら、先生が私の声を聞いたらしく、奥から看護師さんが、
「とにかく診ましょうと先生おっしゃってます」
と声をかけてくださいましたーーかくして、背中を診ていただいたのですが、
「これは酷い。背中がボコボコになってます。蕁麻疹ですね。今までこんな事ありました?」
「数年前、薬の飲み合わせで蕁麻疹出た事あります」
ーー結婚する前、トスキサシンというニューキノロン系の抗生物質で蕁麻疹が出たのを先生に話しました。それ以後、蕁麻疹は出た事が無かったのも話すと、
「こういう症状は原因も判らず突然起きる事があります。とりあえずお薬と塗り薬を処方しましょうね」
と、抗アレルギー薬とステロイド系の塗り薬を処方されました。薬は効果てきめん、病院で薬を塗ってもらって薬も飲むと、とりあえずの痒みは治まりました。
私は温熱蕁麻疹で、蕁麻疹が出始めたのが夏ーーうっかり掻いてしまうとブワッと広がり、更に痒み増す悪循環ーー薬が手放せなくなりました。
今ではだいぶ治まり、薬服用・塗布も蕁麻疹が出た時だけで良くなりました。が、これまた原因は判らずじまいです。
自分の身体なのに、判らない事だらけですよあーた。
自分自身がこんなですから、他人の事はなおさら分かりませんよねーーオチ違うやろ。
何せ、背中なので自分の目で確認することができません。ちょうどお昼時でしたが、あまりの痒さにタダゴトでないと近くの皮膚科をネット検索してすぐ行きました。
病院は開いてはいたものの午前の診察は終わったばかりで、受付の人には、
「午後からの診療になりますから」
と断られました。とても我慢できる状態でないのを訴えていたら、先生が私の声を聞いたらしく、奥から看護師さんが、
「とにかく診ましょうと先生おっしゃってます」
と声をかけてくださいましたーーかくして、背中を診ていただいたのですが、
「これは酷い。背中がボコボコになってます。蕁麻疹ですね。今までこんな事ありました?」
「数年前、薬の飲み合わせで蕁麻疹出た事あります」
ーー結婚する前、トスキサシンというニューキノロン系の抗生物質で蕁麻疹が出たのを先生に話しました。それ以後、蕁麻疹は出た事が無かったのも話すと、
「こういう症状は原因も判らず突然起きる事があります。とりあえずお薬と塗り薬を処方しましょうね」
と、抗アレルギー薬とステロイド系の塗り薬を処方されました。薬は効果てきめん、病院で薬を塗ってもらって薬も飲むと、とりあえずの痒みは治まりました。
私は温熱蕁麻疹で、蕁麻疹が出始めたのが夏ーーうっかり掻いてしまうとブワッと広がり、更に痒み増す悪循環ーー薬が手放せなくなりました。
今ではだいぶ治まり、薬服用・塗布も蕁麻疹が出た時だけで良くなりました。が、これまた原因は判らずじまいです。
自分の身体なのに、判らない事だらけですよあーた。
自分自身がこんなですから、他人の事はなおさら分かりませんよねーーオチ違うやろ。
元日から入院して約半年後ーー定期通院していた私は、ある日、総合内科の主治医から、
「首のエコー検査しましょう」
と突然言われました。すわ何事?? 血液検査の項目の中で、気になる所があると言うのです。言われるままにエコー検査を受けると、
「今までの病気に関わっているかどうかは分かりませんが、(血液検査の結果から)甲状腺機能低下が見られるので、エコーしたんですが、甲状腺に異常が見つかりました」
「それって、一体どんな病気なんですか?」
「橋本病です」
いやいやいや、橋本病って何なのよ。主治医の説明ではちんぷんかんぷん、帰ってネットで調べました……しっかりしてくれよお医者様。
ググった結果、『橋本病とは、慢性甲状腺炎による甲状腺機能低下症である。甲状腺炎は、自分を攻撃するリンパ球や抗体によって起こる「自己免疫疾患」。』だそうで……白血病とちょっと似ているなーー私がかかった急性リンパ性白血病は、自分のリンパ球が自分を攻撃する病気(はしょり過ぎ?)でしたーーと思いました。
てか、私の身体って、とっても自虐的??
それはさておき、甲状腺は血液中にホルモン分泌して代謝を正常に保つ器官です。そのホルモン分泌のバランスを取るのはとても難しいそうで、薬の量の微調整も大変でした……
診断された当初『チラーヂン』という薬を処方されたのですが、初期は50mgしかなく、1日おきに50、25、と飲むよう指示され、処方された薬を見ると、オール50mg錠。25mgの分は50mg錠がプレートから小袋に移されていて、その袋にはこんな貼り紙が。
「半分に割ってお飲みください」
ハナから割って処方してくれよん。
どうしてこうも病尽きぬ体なんでしょーー嘆いたところで我が身体。向き合っていくしかありません。以来、3ヶ月に一度は採血込みの内科通院しています。
今では25mgのプレートもできたので薬割る手間は無くなりましたが、薬はしょっちゅう飲み間違えています……だってややこしいんだもんもん……
「首のエコー検査しましょう」
と突然言われました。すわ何事?? 血液検査の項目の中で、気になる所があると言うのです。言われるままにエコー検査を受けると、
「今までの病気に関わっているかどうかは分かりませんが、(血液検査の結果から)甲状腺機能低下が見られるので、エコーしたんですが、甲状腺に異常が見つかりました」
「それって、一体どんな病気なんですか?」
「橋本病です」
いやいやいや、橋本病って何なのよ。主治医の説明ではちんぷんかんぷん、帰ってネットで調べました……しっかりしてくれよお医者様。
ググった結果、『橋本病とは、慢性甲状腺炎による甲状腺機能低下症である。甲状腺炎は、自分を攻撃するリンパ球や抗体によって起こる「自己免疫疾患」。』だそうで……白血病とちょっと似ているなーー私がかかった急性リンパ性白血病は、自分のリンパ球が自分を攻撃する病気(はしょり過ぎ?)でしたーーと思いました。
てか、私の身体って、とっても自虐的??
それはさておき、甲状腺は血液中にホルモン分泌して代謝を正常に保つ器官です。そのホルモン分泌のバランスを取るのはとても難しいそうで、薬の量の微調整も大変でした……
診断された当初『チラーヂン』という薬を処方されたのですが、初期は50mgしかなく、1日おきに50、25、と飲むよう指示され、処方された薬を見ると、オール50mg錠。25mgの分は50mg錠がプレートから小袋に移されていて、その袋にはこんな貼り紙が。
「半分に割ってお飲みください」
ハナから割って処方してくれよん。
どうしてこうも病尽きぬ体なんでしょーー嘆いたところで我が身体。向き合っていくしかありません。以来、3ヶ月に一度は採血込みの内科通院しています。
今では25mgのプレートもできたので薬割る手間は無くなりましたが、薬はしょっちゅう飲み間違えています……だってややこしいんだもんもん……
大学時代、開業医である祖父宅に居候していた私。アルバイトは全面禁止されていたものの、ワンゲル装備や研究資料を買い集めるのに仕送りしてもらっている小遣いだけでは足らずーー時給400円という身内価格で、病院の受付嬢をさせてもらっていました。
祖父は元々外科医でしたが、私が居候した当時は総合内科的な病院になっていて、患者さんもほとんどがお腹の具合が悪い、風邪ひいた、眠れない、などで来られる方がほとんどでした。
更に、来られる患者さんのほとんどがお年寄りーー耳が遠かったり、人の話聞いてなかったりはザラ、そんな患者さんを相手にしている祖父もまた同類……診察は遅々としてはかどらずなのに、祖父は宵っ張りの朝寝坊で開業時間になっても診察室に来ないこと多々あり。
よくもまぁ、こんな病院に飽きもせず通院してくる患者さんいるよなってなくらい、のんびり病院でした。
通いの看護師さん二人もそんな祖父の事をよく分かっていて、血圧から採血から診察前に必要な処置はさっさと済ませてしまいます……診察待ちの患者さん達も大半が顔見知りで、お喋りに花咲くこと小一時間。今や時遅しと医師登場ーーあまりにも遅い時は、呼びに行きます。
「お祖父ちゃん、患者さんが6人診察待っていますよー」
具体的な数を言っても、全く急がない祖父……私が患者ならとおの昔に病院変えてるよ……はさておき。そんなユルい病院の受付ですから、自分自身もユルい気持ちで対応しないといけません。
複数薬を処方されるお年寄りには、一回に飲む薬を袋詰めにして『あさ』『ひる』『よる』と袋に大きくひらがなで書いて、その薬を渡す時にも、
「これが処方されたお薬になりますーー薬の名前と効果を説明ーー袋にいつ飲むのか書いていますから、朝・昼・夜の食後にお飲みくださいね」
この同じセリフを二度繰り返してから、薬を手渡し金額を言って支払い済ませてもらったら、看護師さん達と声を揃えて、
「お大事になさーい」
と送り出しますーー特に拍子を取っている訳ではないのですが、不思議と声がわりかし揃うのです。患者さんが靴を履いて出て行く時にもう一度、
「お大事になさーい」
(祖父の病院は玄関で靴を脱いで、スリッパを履いてもらう仕様になっています)
初めは多少ずれていた私も、卒業する頃には口を揃えて言えるようになりました。
「お大事になさーい」
病院受付アルバイトのおかげで、薬の効能や副作用・飲み合わせ・薬価・診察料など、だいぶ詳しくなりました。当時の医療事務資格があっさり取れそうなほど。
イヤイヤ、そんな資格取ってしまったら、祖父に「ここで働け」などと言われかねない……同期生の中にはそういった資格を取ってアルバイトに励む子等もいましたが、私の本分は『体力作り』……結局、資格は取らないまま4年間不定期に受付アルバイトさせてもらいました。
おかげでその後、自分が病院に行く時ある程度役に立ちましたーーあまり自慢にならない話だわ。病院にお世話にならずにいられるのが、一番です。
祖父は元々外科医でしたが、私が居候した当時は総合内科的な病院になっていて、患者さんもほとんどがお腹の具合が悪い、風邪ひいた、眠れない、などで来られる方がほとんどでした。
更に、来られる患者さんのほとんどがお年寄りーー耳が遠かったり、人の話聞いてなかったりはザラ、そんな患者さんを相手にしている祖父もまた同類……診察は遅々としてはかどらずなのに、祖父は宵っ張りの朝寝坊で開業時間になっても診察室に来ないこと多々あり。
よくもまぁ、こんな病院に飽きもせず通院してくる患者さんいるよなってなくらい、のんびり病院でした。
通いの看護師さん二人もそんな祖父の事をよく分かっていて、血圧から採血から診察前に必要な処置はさっさと済ませてしまいます……診察待ちの患者さん達も大半が顔見知りで、お喋りに花咲くこと小一時間。今や時遅しと医師登場ーーあまりにも遅い時は、呼びに行きます。
「お祖父ちゃん、患者さんが6人診察待っていますよー」
具体的な数を言っても、全く急がない祖父……私が患者ならとおの昔に病院変えてるよ……はさておき。そんなユルい病院の受付ですから、自分自身もユルい気持ちで対応しないといけません。
複数薬を処方されるお年寄りには、一回に飲む薬を袋詰めにして『あさ』『ひる』『よる』と袋に大きくひらがなで書いて、その薬を渡す時にも、
「これが処方されたお薬になりますーー薬の名前と効果を説明ーー袋にいつ飲むのか書いていますから、朝・昼・夜の食後にお飲みくださいね」
この同じセリフを二度繰り返してから、薬を手渡し金額を言って支払い済ませてもらったら、看護師さん達と声を揃えて、
「お大事になさーい」
と送り出しますーー特に拍子を取っている訳ではないのですが、不思議と声がわりかし揃うのです。患者さんが靴を履いて出て行く時にもう一度、
「お大事になさーい」
(祖父の病院は玄関で靴を脱いで、スリッパを履いてもらう仕様になっています)
初めは多少ずれていた私も、卒業する頃には口を揃えて言えるようになりました。
「お大事になさーい」
病院受付アルバイトのおかげで、薬の効能や副作用・飲み合わせ・薬価・診察料など、だいぶ詳しくなりました。当時の医療事務資格があっさり取れそうなほど。
イヤイヤ、そんな資格取ってしまったら、祖父に「ここで働け」などと言われかねない……同期生の中にはそういった資格を取ってアルバイトに励む子等もいましたが、私の本分は『体力作り』……結局、資格は取らないまま4年間不定期に受付アルバイトさせてもらいました。
おかげでその後、自分が病院に行く時ある程度役に立ちましたーーあまり自慢にならない話だわ。病院にお世話にならずにいられるのが、一番です。
とにもかくにも、日本中で一番めでたい晴れの日に入院だなんて、私自身ありえない状況でした。しかも、飼い主様の対応も酷かった……病院へ連れて行ってくれたのはいいけど、動くのがきついのに受付の手続きから窓口に行くのまで私にさせようとする始末。
「私がこんなに動くの大変なのにあんた何なん? 思いやりの欠片もないっちゃね!」
どんなにきつくても口だけは達者な私(笑)。これ以前、休日にインフルエンザで急患センターに連れて行ってもらった時も、高熱でうんうん言っている私に手続き全部させた御仁でしたものでーー二度はないだろと思いましたよ、ホント。
まあ、言えばしてくれるので、どんどん言うつもりです。てか、きつい時は状況で解ってくれよん……が、本音ですが。
私は盲腸こと虫垂炎はやったことがありません。妹がやりましたーー私が高校生の頃で、体調が良い時は学校帰りに病室へ行き、さんざん笑わせては泣き笑いさせていました……お腹切った後、笑うと相当痛いのは、自分が開腹手術を受けた時に体感。
笑いは病克服に役立つと言われていますが、ケースバイケースです(苦笑)。
朝、どうしても早起きしなくてはならない時は、ケータイの目覚まし音量を最大にしてなるべくうるさい曲を目覚ましメロディーに設定してスヌーズも最大回数6回に設定ーーここまでしておいてから、寝ます。
よほどの爆睡でない限り、最初の一回目で目が覚めます。が、今までに二度、スヌーズも終わっちゃっていることがありました。どんだけー !?
その後の予定が狂いまくったのは、言うまでもありません……
昏睡状態に陥ったのは、正月入院で診断されていた敗血症のせいではないかと私は思っています。が、次に入院した総合病院では敗血症ではなく血栓症の疑いとされましたーー結局、はっきりした病因は判らず終い。
今も定期的に血液検査をしていますが、今だCRPの数値は正常よりやや高めです。原因は不明です……すっきりしない……
結婚して最初の5年くらいは食卓の上をぬいぐるみが飛び交いましたーー最近はだいぶ落ち着いて、ぬいぐるみ達もだいぶ置物化しています。でもやっぱり、たまにしこたま投げつけたくなることがあります。近頃は投げつけると保護されてしまうので、私が一方的に投げて終了。合戦になりません。
数年前までは3〜4ヶ月に一度は泌尿器科のお世話になっていました。子どもの頃に膀胱炎になって以来、忘れた頃にやってくる持病の一つです。膀胱炎はトイレを我慢し過ぎるとなる病気と言われていますが、だからと言って少し尿意を感じただけでトイレに行っていると今度は過活動膀胱になってしまう……これ、バランスを取るのが難しいです。
最近は、膀胱炎になっても「なるべく膀胱に尿が溜まるまで待ってからトイレに行くように」と指導されています。目安は200〜300ml / 1回 、トイレに行く回数多いなぁと思う人は、トイレに計量カップを置いて排尿量チェックするのをお勧めします。
トイレットペーパーの芯アートは、飼い主様は一つも見ないままだったので「自分にも書いて欲しかった」などと言い出しーー家に帰ってからは、ラップやペーパータオルの芯に描いています。ことごとく飼い主様のコレクションになっています……何の役に立つやら……飼い主様曰く、
「定年後に『フニャ絵美術館』造るから、どんどん描いて」
どこまで本気なのか分かりませんが、美術館となると相当作品数必要ですねーーうん、描くよドンドン。
……ネット上で描いている絵はどうするつもりなんだろ……ここの絵はほぼペンタブなん……
という訳でーー今、毎月、闘病仲間に送っている絵手紙のきっかけは、トイレットペーパーの芯でした。(笑)
ディナゲスト服用を続けるのは、その薬が自分に合っている人だけでいいと思います。私の主治医は薬が合っていないようだと訴えても変えてくれませんでした。どんだけ薬価で稼ぎたいとねって感じ。
通院の度に状況伝えているのに薬処方だけで何も対処してくれない医師が主治医ってどうよ……痛みに比例して怒り膨れ上がったのは、言うまでもありません。
大学時代の4年間、開業医宅に居候していた私ーーだいぶ薬に詳しくなったのではないかしら。薬の飲み方を誤って失神起こしてからは、通院の際は必ずお薬手帳を持って行っています。
もし、どこかの病院で薬を処方されたら、きちんと記録を取っておくのをお勧めします。副作用などの不具合があった時もお薬手帳に併記しておけば、後々二の舞にならずに済みますから……
私が入院した病棟は、入院してから知ったのですが婦人科ではなく産婦人科でした……事務の人曰く、
「婦人科の個室が満室で、申し訳ありません」
って、あーた。産む人が入院するフロアに子宮取るモンが一人いるってどうよ。三日ほどで入れ替わる担当看護師さんもことごとく『助産師』の肩書き付き。中にはカルテも見ずに来たやら、分娩がどうとか破水したらどうとかのたまう看護師さんもいたりして、なんとも言えない気分になりました……挨拶しに来る前に、カルテに目を通しなさい。
まぁ、病棟が産婦人科であっただけに食事は豪華でした。やや味濃いめでしたがどれも美味しく、しかもガテン並に大盛り! こんだけ食べていたら本当に元気な赤ちゃん産めそう……
こんなに豪勢な食事なのにーーフロア散歩中に度々ゴミ回収ワゴンと遭遇して驚いたのですが、お菓子やお弁当やジュースなどのクズの多い事!!
また、ご家族の人などお見舞いに来られるのに「あんたご飯足らんて言いよったけん肉まん買ってきたよ」とか「あんたが食べたいて言いよった果物持ってきたよ」と今時珍しいフルーツ盛りを病室に持って入るご家族を目撃したりとか……どんだけーーーー!?
私は毎食、完食できずに残していたというのに、恐るべし妊婦さん! でした……
拍手、ありがとうございます。体調管理に徹しつつ、少しずつ更新していきますね。
「私がこんなに動くの大変なのにあんた何なん? 思いやりの欠片もないっちゃね!」
どんなにきつくても口だけは達者な私(笑)。これ以前、休日にインフルエンザで急患センターに連れて行ってもらった時も、高熱でうんうん言っている私に手続き全部させた御仁でしたものでーー二度はないだろと思いましたよ、ホント。
まあ、言えばしてくれるので、どんどん言うつもりです。てか、きつい時は状況で解ってくれよん……が、本音ですが。
私は盲腸こと虫垂炎はやったことがありません。妹がやりましたーー私が高校生の頃で、体調が良い時は学校帰りに病室へ行き、さんざん笑わせては泣き笑いさせていました……お腹切った後、笑うと相当痛いのは、自分が開腹手術を受けた時に体感。
笑いは病克服に役立つと言われていますが、ケースバイケースです(苦笑)。
朝、どうしても早起きしなくてはならない時は、ケータイの目覚まし音量を最大にしてなるべくうるさい曲を目覚ましメロディーに設定してスヌーズも最大回数6回に設定ーーここまでしておいてから、寝ます。
よほどの爆睡でない限り、最初の一回目で目が覚めます。が、今までに二度、スヌーズも終わっちゃっていることがありました。どんだけー !?
その後の予定が狂いまくったのは、言うまでもありません……
昏睡状態に陥ったのは、正月入院で診断されていた敗血症のせいではないかと私は思っています。が、次に入院した総合病院では敗血症ではなく血栓症の疑いとされましたーー結局、はっきりした病因は判らず終い。
今も定期的に血液検査をしていますが、今だCRPの数値は正常よりやや高めです。原因は不明です……すっきりしない……
結婚して最初の5年くらいは食卓の上をぬいぐるみが飛び交いましたーー最近はだいぶ落ち着いて、ぬいぐるみ達もだいぶ置物化しています。でもやっぱり、たまにしこたま投げつけたくなることがあります。近頃は投げつけると保護されてしまうので、私が一方的に投げて終了。合戦になりません。
数年前までは3〜4ヶ月に一度は泌尿器科のお世話になっていました。子どもの頃に膀胱炎になって以来、忘れた頃にやってくる持病の一つです。膀胱炎はトイレを我慢し過ぎるとなる病気と言われていますが、だからと言って少し尿意を感じただけでトイレに行っていると今度は過活動膀胱になってしまう……これ、バランスを取るのが難しいです。
最近は、膀胱炎になっても「なるべく膀胱に尿が溜まるまで待ってからトイレに行くように」と指導されています。目安は200〜300ml / 1回 、トイレに行く回数多いなぁと思う人は、トイレに計量カップを置いて排尿量チェックするのをお勧めします。
トイレットペーパーの芯アートは、飼い主様は一つも見ないままだったので「自分にも書いて欲しかった」などと言い出しーー家に帰ってからは、ラップやペーパータオルの芯に描いています。ことごとく飼い主様のコレクションになっています……何の役に立つやら……飼い主様曰く、
「定年後に『フニャ絵美術館』造るから、どんどん描いて」
どこまで本気なのか分かりませんが、美術館となると相当作品数必要ですねーーうん、描くよドンドン。
……ネット上で描いている絵はどうするつもりなんだろ……ここの絵はほぼペンタブなん……
という訳でーー今、毎月、闘病仲間に送っている絵手紙のきっかけは、トイレットペーパーの芯でした。(笑)
ディナゲスト服用を続けるのは、その薬が自分に合っている人だけでいいと思います。私の主治医は薬が合っていないようだと訴えても変えてくれませんでした。どんだけ薬価で稼ぎたいとねって感じ。
通院の度に状況伝えているのに薬処方だけで何も対処してくれない医師が主治医ってどうよ……痛みに比例して怒り膨れ上がったのは、言うまでもありません。
大学時代の4年間、開業医宅に居候していた私ーーだいぶ薬に詳しくなったのではないかしら。薬の飲み方を誤って失神起こしてからは、通院の際は必ずお薬手帳を持って行っています。
もし、どこかの病院で薬を処方されたら、きちんと記録を取っておくのをお勧めします。副作用などの不具合があった時もお薬手帳に併記しておけば、後々二の舞にならずに済みますから……
私が入院した病棟は、入院してから知ったのですが婦人科ではなく産婦人科でした……事務の人曰く、
「婦人科の個室が満室で、申し訳ありません」
って、あーた。産む人が入院するフロアに子宮取るモンが一人いるってどうよ。三日ほどで入れ替わる担当看護師さんもことごとく『助産師』の肩書き付き。中にはカルテも見ずに来たやら、分娩がどうとか破水したらどうとかのたまう看護師さんもいたりして、なんとも言えない気分になりました……挨拶しに来る前に、カルテに目を通しなさい。
まぁ、病棟が産婦人科であっただけに食事は豪華でした。やや味濃いめでしたがどれも美味しく、しかもガテン並に大盛り! こんだけ食べていたら本当に元気な赤ちゃん産めそう……
こんなに豪勢な食事なのにーーフロア散歩中に度々ゴミ回収ワゴンと遭遇して驚いたのですが、お菓子やお弁当やジュースなどのクズの多い事!!
また、ご家族の人などお見舞いに来られるのに「あんたご飯足らんて言いよったけん肉まん買ってきたよ」とか「あんたが食べたいて言いよった果物持ってきたよ」と今時珍しいフルーツ盛りを病室に持って入るご家族を目撃したりとか……どんだけーーーー!?
私は毎食、完食できずに残していたというのに、恐るべし妊婦さん! でした……
拍手、ありがとうございます。体調管理に徹しつつ、少しずつ更新していきますね。
手術入院二日目で開腹手術を受けた私。子宮は予想以上に周りの臓器と癒着していたそうで、予定より大きく腹膜切ったらしいです……痛いはずだ……更に、開腹して判明したのが、左卵巣嚢腫。これも摘出されました。
子宮自体は内側にも外側にも筋腫が育っていて、まるでエイリアンーー摘出後のカラー写真頂きましたのーー肥大症と言われていた子宮のそこらに筋腫ができているのですから、癒着さもありなん、でした。
前の記事でも記述しましたが、子宮が無くなっても子ども欲しいと思えば巡り会える時代です。辛い不妊治療に取り組んでいる人達も、その事は、頭の隅にでもいいから置いておいて欲しいと思います。
私自身、子どもが嫌いな訳ではありません。むしろ好きです。ただ、血の繋がりにはこだわりません。だいたい、家族の最初である夫婦って、血の繋がりは無いじゃあありませんか。
血の繋がりよりも、まず、深い心の繋がりが大切だと思うのです。
私自身、将来子どもが欲しいと思ったら、児童支援や奨学金などでたくさんの子ども達と関わろうと考えています。愛し方は千差万別という事で。
意見には個人差があります。念のため。
ーーそれはさておき。麻酔が切れてからの痛みがハンパなーい! 背中からぶっとい針刺しての麻酔(痛み止め用で腹膜縫った後が落ち着く頃に薬が切れる設定になっていました)、生理痛の痛みとは別物です、刃物で切った痛みをお腹の中で感じるのです……本当にザックリやられたんだな私。
子宮全体が癒着していたとの事ですから、その部分は全部チョキチョキされたに違いないのですよあーた。
しかも、麻酔が切れたら針を抜くことになっていたのですが、その針を副主治医が抜きに来たものの、まさかの失敗ーーマジっすか。急遽、麻酔科の先生が呼ばれることになりましたが、その先生は病院掛け持ちしていて隣県出向中でした……大丈夫なの私?
朝、針抜き失敗された私は、何とも言えない状況のまま夜まで放置され……図太い心もさすがに不安になりかけた頃、ようやく麻酔科の先生カムバック。
さすがその手のプロです、すんなり針抜けましたーー次の日、自分が抜いた訳でもないのにドヤ顔で「ちゃんと針抜けたでしょ」なんて回診中にのたまう副主治医。あんたじゃないでしょ針抜いたの。自分が失敗した後何のフォローもしなかったくせに何様ーーーーッッ!?
退院したら顔を見ることもないんだから、ここは我慢我慢……
イライラ飲み込んだ直後、主治医曰く。
「再癒着を防ぐためにも、できるだけ動いてください。無理しなくていいから、少しずつ歩く距離増やしたりして、ね」
はいぃ? こんなに痛いのに、マジっすか! うう……がんばる……
始めは病室内トイレとベッド往復程度、次の日はプラス5歩、次の日は10歩追加といった具合に歩数を増やしていき、病棟を歩いて回れるようになった頃、術後検査。
あんなにきつかったお腹の痛みも、ほとんど感じなくなった頃ーー晴れて、退院しました。
これで、辛い辛い蝸牛羨望週間ともお別れだぁ!
長く悩まされ続けた生理痛が無くなった瞬間と思いきや。主治医には釘を刺されました……
「ホルモンバランスを考えて右卵巣は残してあります。卵は体内で消滅しますが、生理周期が無くなるのは更年期を経てからになります。左卵巣が嚢腫でしたから、できれば定期的に右卵巣の検査をしてください」
実際、その後も月に数日は気が立ったり下腹部が気だるくなったりして、主治医のおっしゃるとおりでした。何となく痛みも感じることもあり、今でも婦人科にはお世話になっていますーーセレブ総合病院ではなく、近くの婦人科ですけど、ね。
子宮自体は内側にも外側にも筋腫が育っていて、まるでエイリアンーー摘出後のカラー写真頂きましたのーー肥大症と言われていた子宮のそこらに筋腫ができているのですから、癒着さもありなん、でした。
前の記事でも記述しましたが、子宮が無くなっても子ども欲しいと思えば巡り会える時代です。辛い不妊治療に取り組んでいる人達も、その事は、頭の隅にでもいいから置いておいて欲しいと思います。
私自身、子どもが嫌いな訳ではありません。むしろ好きです。ただ、血の繋がりにはこだわりません。だいたい、家族の最初である夫婦って、血の繋がりは無いじゃあありませんか。
血の繋がりよりも、まず、深い心の繋がりが大切だと思うのです。
私自身、将来子どもが欲しいと思ったら、児童支援や奨学金などでたくさんの子ども達と関わろうと考えています。愛し方は千差万別という事で。
意見には個人差があります。念のため。
ーーそれはさておき。麻酔が切れてからの痛みがハンパなーい! 背中からぶっとい針刺しての麻酔(痛み止め用で腹膜縫った後が落ち着く頃に薬が切れる設定になっていました)、生理痛の痛みとは別物です、刃物で切った痛みをお腹の中で感じるのです……本当にザックリやられたんだな私。
子宮全体が癒着していたとの事ですから、その部分は全部チョキチョキされたに違いないのですよあーた。
しかも、麻酔が切れたら針を抜くことになっていたのですが、その針を副主治医が抜きに来たものの、まさかの失敗ーーマジっすか。急遽、麻酔科の先生が呼ばれることになりましたが、その先生は病院掛け持ちしていて隣県出向中でした……大丈夫なの私?
朝、針抜き失敗された私は、何とも言えない状況のまま夜まで放置され……図太い心もさすがに不安になりかけた頃、ようやく麻酔科の先生カムバック。
さすがその手のプロです、すんなり針抜けましたーー次の日、自分が抜いた訳でもないのにドヤ顔で「ちゃんと針抜けたでしょ」なんて回診中にのたまう副主治医。あんたじゃないでしょ針抜いたの。自分が失敗した後何のフォローもしなかったくせに何様ーーーーッッ!?
退院したら顔を見ることもないんだから、ここは我慢我慢……
イライラ飲み込んだ直後、主治医曰く。
「再癒着を防ぐためにも、できるだけ動いてください。無理しなくていいから、少しずつ歩く距離増やしたりして、ね」
はいぃ? こんなに痛いのに、マジっすか! うう……がんばる……
始めは病室内トイレとベッド往復程度、次の日はプラス5歩、次の日は10歩追加といった具合に歩数を増やしていき、病棟を歩いて回れるようになった頃、術後検査。
あんなにきつかったお腹の痛みも、ほとんど感じなくなった頃ーー晴れて、退院しました。
これで、辛い辛い蝸牛羨望週間ともお別れだぁ!
長く悩まされ続けた生理痛が無くなった瞬間と思いきや。主治医には釘を刺されました……
「ホルモンバランスを考えて右卵巣は残してあります。卵は体内で消滅しますが、生理周期が無くなるのは更年期を経てからになります。左卵巣が嚢腫でしたから、できれば定期的に右卵巣の検査をしてください」
実際、その後も月に数日は気が立ったり下腹部が気だるくなったりして、主治医のおっしゃるとおりでした。何となく痛みも感じることもあり、今でも婦人科にはお世話になっていますーーセレブ総合病院ではなく、近くの婦人科ですけど、ね。
自宅から近い婦人科と、元主治医のいる総合病院と、二通の紹介状を書いてもらった私は、まず総合病院に連絡して予約を取り、痛みが酷くなりそうな時は早めに近くの婦人科で鎮痛剤を処方してもらって、秋までやり過ごしましたーーそして、10月。いよいよ摘出手術の入院へーー
って、全病棟個室ですってぇ!?
主治医の先生は地元では『セレブ病院』と呼ばれる総合病院に転勤されておりました……診察も手術前検査もそれはそれは丁寧で、どんな質問にも解り易く説明してくれましたが……高いよーーーー!
一番安い個室でも婦人科病棟は一万円から、でした。これは手術終わったらさっさと退院せなん。個室内にはバストイレ付き、タオルも毎日取り替えてくれてホテル並みのサービスですよあーた。ただし、食事は別料金。
ホテルと唯一違うのは、室内というか病棟全体のケータイ電波状況が悪すぎること。医療計器の中にはケータイ電波NGとか聞いたことはありますが、これでは家族との電話連絡はおろかメールの送受信もできません。
そのタチの悪さったらあーた。
使わない時はアンテナ全開なのに、使おうとするとゼロになっちゃうのですよ。電話がかかってきても一瞬繋がるけどすぐ切れる。私もキレました。
「お高いお部屋だのに、何なん!?」
飼い主様に訴えると、次の日電波飛ばしてくれる装置を買ってきてくれましたーーめでたしめでたし。
いやいや、手術はこれからですよ?
とりあえず、最初の難はクリアしました……問題は、翌日の手術。ここのご飯は美味しくて、すぐ機嫌直したのはーーここだけの話。(笑)
って、全病棟個室ですってぇ!?
主治医の先生は地元では『セレブ病院』と呼ばれる総合病院に転勤されておりました……診察も手術前検査もそれはそれは丁寧で、どんな質問にも解り易く説明してくれましたが……高いよーーーー!
一番安い個室でも婦人科病棟は一万円から、でした。これは手術終わったらさっさと退院せなん。個室内にはバストイレ付き、タオルも毎日取り替えてくれてホテル並みのサービスですよあーた。ただし、食事は別料金。
ホテルと唯一違うのは、室内というか病棟全体のケータイ電波状況が悪すぎること。医療計器の中にはケータイ電波NGとか聞いたことはありますが、これでは家族との電話連絡はおろかメールの送受信もできません。
そのタチの悪さったらあーた。
使わない時はアンテナ全開なのに、使おうとするとゼロになっちゃうのですよ。電話がかかってきても一瞬繋がるけどすぐ切れる。私もキレました。
「お高いお部屋だのに、何なん!?」
飼い主様に訴えると、次の日電波飛ばしてくれる装置を買ってきてくれましたーーめでたしめでたし。
いやいや、手術はこれからですよ?
とりあえず、最初の難はクリアしました……問題は、翌日の手術。ここのご飯は美味しくて、すぐ機嫌直したのはーーここだけの話。(笑)
ディナゲストとタクシー通院が家計を圧迫しまくりで、全然お小遣いを有効利用できなかった私は、当時ストレス溜まりまくりでもありました。
県内の婦人科でセカンドオピニオンに向いている病院を検索したところ、自宅からはちょっと距離があるものの、口コミもダントツの病院を見つけました。
飼い主様に平日動いてもらうのは無理なので、母に頼んで連れて行ってもらいました。
病魔は子宮であると確信していて、もう子宮摘出したいのに現主治医は首を縦に振らずディナゲスト服用強要するばかりだとありのままを訴えると、その病院の先生は元主治医も現主治医も後輩だとおっしゃって、
「ここで摘出手術はできないから、とりあえず痛み止めをあげましょう。それから、今すぐ元主治医のいる病院に紹介状書いてあげるから、そこで摘出してもらいなさい。あと、自宅近くの婦人科も行きつけを作っておいて、痛む時は痛み止めを処方してもらって。ディナゲストはもう飲むのやめなさい」
と、自宅近くの婦人科と元主治医のいる総合病院と、二通の紹介状を書いてくださいました。痛み止めはボルタレンを処方され、その場で一錠飲まされて帰宅ーー二通の紹介状書いてもらったのに、診察料は良心的金額で涙出そうになりました……同じ科でも、こんなに対応が違うのですよ、今、通院中の方で主治医の対応が納得いかないなら、セカンド・サード・オピニオンお勧めします。
自分の症状にきちんと応えてくれるお医者さんが見つかるまで、病院を変えていいのですーーただし、薬を処方してもらう時は、要注意。他所の病院で処方された薬とかぶらないよう、お薬手帳を忘れずに。
県内の婦人科でセカンドオピニオンに向いている病院を検索したところ、自宅からはちょっと距離があるものの、口コミもダントツの病院を見つけました。
飼い主様に平日動いてもらうのは無理なので、母に頼んで連れて行ってもらいました。
病魔は子宮であると確信していて、もう子宮摘出したいのに現主治医は首を縦に振らずディナゲスト服用強要するばかりだとありのままを訴えると、その病院の先生は元主治医も現主治医も後輩だとおっしゃって、
「ここで摘出手術はできないから、とりあえず痛み止めをあげましょう。それから、今すぐ元主治医のいる病院に紹介状書いてあげるから、そこで摘出してもらいなさい。あと、自宅近くの婦人科も行きつけを作っておいて、痛む時は痛み止めを処方してもらって。ディナゲストはもう飲むのやめなさい」
と、自宅近くの婦人科と元主治医のいる総合病院と、二通の紹介状を書いてくださいました。痛み止めはボルタレンを処方され、その場で一錠飲まされて帰宅ーー二通の紹介状書いてもらったのに、診察料は良心的金額で涙出そうになりました……同じ科でも、こんなに対応が違うのですよ、今、通院中の方で主治医の対応が納得いかないなら、セカンド・サード・オピニオンお勧めします。
自分の症状にきちんと応えてくれるお医者さんが見つかるまで、病院を変えていいのですーーただし、薬を処方してもらう時は、要注意。他所の病院で処方された薬とかぶらないよう、お薬手帳を忘れずに。
退院時に『血栓症の疑い』と診断されたものの、どう考えても『子宮が悪い』と信じていた私は婦人科でさんざん医師に追及、子宮腺筋症と診断されました、が。
「血栓症の疑いもあって腺筋症なので、お薬で様子みましょうね」
血液をサラサラにサラサラにする薬『ワーファリン』を処方されていたので、子宮の手術はできないと断られました。
「まだ30代ですし、子どもを産めないこともありませんから」
と言葉を濁す主治医ーー患者の中には「先生が子宮取ったせいで子ども産めなくなった」とか言い出す患者がいるから、そんな責任は負いたくないのね、それは分かるよでもね。
「何ならそんな訴えは起こさないと一筆書きますから、子宮取ってください」
とお願いするも、「とにかく薬で様子みましょう」の一点張り、そんな主治医ってどうよ。愛想尽きますわ。
私が入院する少し前、私の筋腫を取ってくれた先生は他所の病院に転勤されていて、入院した時には婦人科の主治医が代わっていました。病院の都合で主治医代わったのなら、一言でも連絡欲しいですよ、ホント。
しかも、元主治医がどこに転勤したのか教えてくれるはずもなくーー病院に関する噂だけで判断するしかありませんでした。
けれども、総合内科通院との兼ね合いもあって、婦人科の通院を他所に変える体力的余裕も気力的余裕も無かった私は、その患者の意向を汲んでくれない主治医の元に通うしかありませんでした。
それはそうと、どうしてこんな薬価高い薬飲まなん『ディナゲスト』!
効く、効かないは個人差あると思います。私には、全く効果ありませんでした。しかもこの薬、更年期も過ぎる年頃までとゆーか、効かなければ何年も飲み続けないといけないとか。
ディナゲストはピルと同じくホルモン調整剤で、月経に伴う辛い痛みが抑えられますなどという説明を受けましたが、痛みは生理の度に悶絶級ですよあーた。
どこに作用しとるんディナゲスト。毎回生理痛の酷さ変わらんやん! むしろ酷くなったやん! ついでに言うならワーファリン飲んでいるのになんで経血がレバー状な !?
主治医にこの事実を伝えても「続けていれば必ず改善していきますから」って、悪化の一途しか辿ってない薬に無駄金投入したかぁ、あーりませんよ !!
痛みが来る度に、怒りに悶える蝸牛羨望週間……この蝸牛羨望週間も、ディナゲスト服用によってだんだん不定期になり、ゲリラ豪雨のように突如襲われるようになっていきます。
もういい加減、効きもしない薬にお金費やしたくない!
本気でセカンドオピニオンを考え始めたのは、1年後の初夏も過ぎてからーー今更だけど、もっと早く行動できていたらーー1年分、楽な人生前倒しできたのになぁ。
「血栓症の疑いもあって腺筋症なので、お薬で様子みましょうね」
血液をサラサラにサラサラにする薬『ワーファリン』を処方されていたので、子宮の手術はできないと断られました。
「まだ30代ですし、子どもを産めないこともありませんから」
と言葉を濁す主治医ーー患者の中には「先生が子宮取ったせいで子ども産めなくなった」とか言い出す患者がいるから、そんな責任は負いたくないのね、それは分かるよでもね。
「何ならそんな訴えは起こさないと一筆書きますから、子宮取ってください」
とお願いするも、「とにかく薬で様子みましょう」の一点張り、そんな主治医ってどうよ。愛想尽きますわ。
私が入院する少し前、私の筋腫を取ってくれた先生は他所の病院に転勤されていて、入院した時には婦人科の主治医が代わっていました。病院の都合で主治医代わったのなら、一言でも連絡欲しいですよ、ホント。
しかも、元主治医がどこに転勤したのか教えてくれるはずもなくーー病院に関する噂だけで判断するしかありませんでした。
けれども、総合内科通院との兼ね合いもあって、婦人科の通院を他所に変える体力的余裕も気力的余裕も無かった私は、その患者の意向を汲んでくれない主治医の元に通うしかありませんでした。
それはそうと、どうしてこんな薬価高い薬飲まなん『ディナゲスト』!
効く、効かないは個人差あると思います。私には、全く効果ありませんでした。しかもこの薬、更年期も過ぎる年頃までとゆーか、効かなければ何年も飲み続けないといけないとか。
ディナゲストはピルと同じくホルモン調整剤で、月経に伴う辛い痛みが抑えられますなどという説明を受けましたが、痛みは生理の度に悶絶級ですよあーた。
どこに作用しとるんディナゲスト。毎回生理痛の酷さ変わらんやん! むしろ酷くなったやん! ついでに言うならワーファリン飲んでいるのになんで経血がレバー状な !?
主治医にこの事実を伝えても「続けていれば必ず改善していきますから」って、悪化の一途しか辿ってない薬に無駄金投入したかぁ、あーりませんよ !!
痛みが来る度に、怒りに悶える蝸牛羨望週間……この蝸牛羨望週間も、ディナゲスト服用によってだんだん不定期になり、ゲリラ豪雨のように突如襲われるようになっていきます。
もういい加減、効きもしない薬にお金費やしたくない!
本気でセカンドオピニオンを考え始めたのは、1年後の初夏も過ぎてからーー今更だけど、もっと早く行動できていたらーー1年分、楽な人生前倒しできたのになぁ。
プロフィール
HN:
莢猫
年齢:
51
Webサイト:
性別:
女性
誕生日:
1973/09/06
職業:
自由業
趣味:
ビーズ細工・ドライブ
自己紹介:
詳しくはカテゴリー『プロフィール』で。
A型乙女座長女なのに、近頃は、AB型とかB型とか星座はともかく末っ子とか一人っ子とか言われる、ゴーイングマイウェイ主婦。
A型乙女座長女なのに、近頃は、AB型とかB型とか星座はともかく末っ子とか一人っ子とか言われる、ゴーイングマイウェイ主婦。
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